ALISの公開データが、いつのまにか見れなくなっていました。
今回のALISが livedoorに吸収合併された件と関係はあるでしょうか?
公開データを非公開にせよとの、上からの指示があったと思われます。
理由は、なんとなく分かりますが、真相は判りはしません。
ところで、ALISの前のCEOの安氏は、合併の件について(それ以前のミンカブ関係のことも含めて)、なんらTwitterでは、触れていません。
おそらく、当人には、なんら、おめでたくない話であるのだろうと、推測できます。
当時、なぜ安氏がALISを離れたのか?ということは話題だったわけですが、ここに帰着したところで、事象がつながって見えます。
すなわち、「ALIS株式会社は、単独では未来がない」と考えた人たち(当時)が、安氏に、ALIS株式会社の株式を手放してもらいたかったのだと推測できます。
ほかに吸収されるためには、議決権の関係で、そういう難しいところがあったのでしょう。
さて、子会社化や吸収合併といった過程には、ブロックチェーンを使ってビジネスをしたいというミンカブやlivedoorと利害が一致したということにはなるのでしょうけれども、
ここでの問題は、大きな会社(権威)を拠り所にするということに、どんな意味があり、そして、それが明るい未来をもたらすのか?という点です。
権威の傘に入るというのは、いわゆるweb3の文脈でいうと、何がやりたかったのか?ということになりはしないでしょうか。
振り返ると、ICOで、ALISはお金を集めるときに、「信頼の可視化」を掲げていました。
たしかに、これを実行すれば、ホワイトペーパーの約束は果たせたのでしょうが、今思えば、その先に未来があったかというと、暗い気がいたします。
結局は、信頼スコアの高い人が、現在のフォローワー数の多い発信者がそうなっているのと同様に(?)、自らの成果を自らの能力や努力の結果として捉えることから慢心し、他人を見下すなどし、それが環境を乱すため、当初にALISが思い描いていた(とされている)、ユートピアは訪れないと予想されるからです。
メディアというカテゴリーにおいては、マッシュアップ型のプラットフォームへの期待が難しいように思われますし、
流れとしては、世間の関心はAIに流れています。
個人的に、今後の注目は、
ということになると思っています。
その対価として暗号資産やトークンが活躍するのではないかと思っています。
そして、有用なAIを育てた人たちに、利益が還元されるといったことになっていきそうな気はします(そうなると面白いですね)。