世界にひとつだけの自転車

ある日、Amazonで真っ赤な折りたたみ自転車を見かけ、どうしても欲しかったので、衝動買いしてしまいました。

商品は1週間くらいで送られてきました。

さっそく箱を開けて組み立てて、ウキウキしながら道路へ向かいます。

「よし！乗ってみるか」と、サドルに腰掛け、ペダルをこいだその刹那、

カーーン！！

「いっ！？」

バランスを崩してよろけるわたし。

「なんかぶつかったぞ」

自転車から降りて、状況を確認してみると、見事な欠陥が発見されました。

ライトの少し下、ペダルをこいだら当たってしまう位置に、不必要な金属がバッチリと溶接され、赤い塗装がキレイに塗られていました。

「おいおい、ウソだろ？どうかしちゃってるぜ！」

(アメリカのホームコメディのノリで)

「あー、この自転車乗れないのか～。返品するしかないな。」と残念に思いました。

　箱に元どおりに戻すのは一苦労

そのあとの返品の準備が意外に大変で、発送されてきた段ボール箱を作り直し、元どおりに梱包するのに手間取ってしまいました。

うちの母は、すぐに箱を壊したがる人なので、家に戻ったら段ボールはすでに解体されていたのです。

（いくらなんでも段ボール壊すの早すぎる...）

しかも硬いホチキスみたいなとめ金を、全部元どおりにしなければならなかったのです。

これには「ははっ」と笑うしかありませんでした。

　返品の申し込み画面がイマイチ

当時は、返品申し込みの時の返品種類が、わりと小さい商品を選択するチェックボックスしかなくて、まさかと思いますが、その他の欄がありませんでした。

しょうがないので、一番大きいと思われるものにチェックをつけて、申し込みました。

数日後、受け取り業者の方が来て、

(業者)「えっ？こんなに大きいものですか！」

　　  「だって○○にチェックしてありましたよ」

(わたし)「それは、カクカクシカジカで！」

(業者)「...わかりました」

バルコニーから、業者さんが車に運び込むまでの一部始終を見ていましたが、プチパニックです。

車に箱を運び入れる時に、「ふえー！こんなにデカイの！」と車で待機していた相棒が、困惑していました。

　一件落着
 

この一件、悪いのは、販売した業者とネットで自転車を買ったわたしですね。

やはり自転車は、点検してもらって、その場で買うのが一番です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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