平成最後の今日、懺悔します。
そして、新たな気持ちで、明日からの令和の出発にしたいと思います。
もちろん、意識して、やっていたのではありませんが、私と関わる人は、漏れなく廃人になってしまったのです。
では、どうすれば、廃人を作れるのでしょうか?
まず、身近な他人、30年以上連れ添った元夫の場合で、考えてみましょう。
1、我慢する事、耐える事が廃人を作る
それは、簡単です。相手の言った事に従って、自分の意見を言わないで、我慢し、耐える事です。わがままを言わない。甘えない事です。
ここで廃人にならない人は、どうして、自分の気持ちを言わないのかと、不思議に思うでしょうね!
でも妻は、哀しいかな、幼いころから我慢には慣れています。それが我慢だった事にさえ、気がつかなかったのです。
昭和の美徳、おしんを、平成の世に実践してきたのです。
夫は、何事も深く考える事が嫌いです。なんなら、自分の思い通りにしてくれる妻にパラサイトしてしまうのです。
2、頼らない、充てにしないことが廃人を作る
何か問題が起きた時、妻は初めは、夫に相談したり、話し合いを持とうとするのですが、夫は、どうしたらいいのか解らないから、逃げてしまいます。結局、二人で考える事をしないために、妻が一人で決断し、妻はドンドン強くなっていくのです。このように、なんでも夫に頼らず、全てを妻の裁量でやり通します。
実はこれが最大の問題です。
夫は、面倒な事に、関わるチャンスを失います。こうして、夫の成長する機会が絶たれるのです。
楽でいいと思った貴方!廃人になる素質ありですよ!気をつけてね!
3、家族で出かける、家族の為に自分の時間を使う事をしないことが廃人を作る
仕事の無い日は、家族と一緒に過ごす事がストレス解消と言う夫は、心配ありませんが、廃人は、休日は自分の好きな事を、好きなだけやります。まるで、子供のように!そして、その時間が家族に使われることがストレスとなります。
家族旅行、家族で買い物、子どもの送り迎え、テレビ番組の主導権、家事、妻との時間、どのぐらい楽しめていますか?
もし、家族の笑顔が、自分の喜びになれたなら、多くの事を経験できるでしょう。その機会をみすみす捨てて廃人になっていくのです。
4、妻を名前で呼ばなくなって、自分の母親にしてしまう事が廃人を作る
妻は、いつしか、夫の母親になってしまうのです。結婚生活は、いびつになり、二人で築いていく、世界ではなくなります。夫は、精神的に妻にパラサイトしてしまうので、離婚後の生活に、絶望します。
仕事をして給料を妻に渡す事で、父親の威厳だけを保とうとしてきたのですから、それ以外の存在意義を持っていないのです。
気づけば、子供は、勝手に成長し、父親の背中から何を学ぶのでしょうか?
・・・・・
こうして、自分が廃人になっていることさ気づかずに、歳をとっていくんです。
以上、今日はこのへんで!
最後に、廃人となるには、昭和から平成を生きてきた、なかなかの環境と素質が必要になります。
平成最後の日に懺悔し、私自身令和からの巻き返しを約束します。
最後まで読んで下さってありがとうございました。