インド映画ですが、この映画知っていますか?
知らない人はぜひ最後まで見てください。人生が変わる映画です。
そもそも、インド映画ってどんなイメージですか?
そう、歌って、踊っての映画です。
正直、ミュージカル系の映画はそんなに好きではないので、
見るまでは、バカにしていました。すいません。
この映画は、3つ全てが最高に調和されています。ミュージカルはおまけです。笑
コメディ × 感動 × 自己啓発
3時間という超大作ですが、カップラーメンを待っている3分間より短く感じました。
控えめにいって最高の映画です。
最高に笑えますし、感動して、2回も泣きました。
この映画は、どうしても勧めたいんです。
特に、人生で迷いがある人には見て欲しいです。私自身もその一人です。
映画大国のインドで歴代興行収入1位を記録し、2009年から今もなお語り継がれる不朽の名作。スピルバーグが3回見たと言われるほど評価が高い作品。インドに蔓延る様々な社会問題を盛り込みながらもコメディ要素を随所にちりばめた作品で、国際インド映画アカデミー賞で16部門を受賞。
<あらすじ>
ある日、大学時代親友同士だったファルハーンとラージュは、クラスメイトだったチャトルから呼び出される。
その日は、もう一人の大親友であるランチョーと、チャトルが10年前に「10年後の今日に母校に戻りどちらがより成功したかを見せ合おう」という賭けをしたのだ。
しかし、ランチョーの姿は見当たらない。ランチョーは大学卒業後、消息が途絶えていた。3人はランチョーを探しながら、学生時代を回想していく。
4人は、インド屈指の難関工科大学で出会った。写真家を夢見ていたが、エンジニアになるよう強要され生きてきたファルハーンと、恐怖心から祈りを欠かせないラージュ、探究心旺盛で強を持つランチョーの3人はルームメイトだった。
特に、ランチョーは型破りな自由人で、「Aal Izz Well(うまーくいーく)」と唱え、上級生に逆い、学長のいうことも聞かずにいた。
在籍していた大学の学長が求めるのは、点数や成績、就職率ばかりであった。
ランチョーは「学問」ではなく、「点の取り方」を教える教育方針に疑問を覚え真っ向から対立していた。
一見、破天荒なランチョーだが、常に本質的な行動をしており、ファルハーンとラージュはそんなランチョーに惹きつけられていった。
10年が経った今、ようやくランチョーの家を見つけ訪れたのだが、出迎えたのは、ランチョーと名乗る別物だった。
最もキーパーソンであるランチョーは今、どこで何をしているか。ーー
すごくストレートに人生に対してのメッセージを伝えてくれます。
皆わかっているはずですが、大切なことを再認識させてくれます。
笑って、泣いて、本当に大切なことが、脳みそに刻みこまれます。
人生の目的を再認識させてくれる映画
競争社会の世の中では、うまくいかないことの方が多いです。
挫折、失敗、困難、批判、否定が必ず待ち受けます。
そんな中、仕事とは?勉強とは?お金とは?仲間とは?自己実現とは?
これらの 大切さを再認識できます。
<仕事とは?>
物語の舞台であるインドは、超学歴社会です。その為、いい仕事につく為に、みんな必死に勉強します。
貧乏から成り上がる為には、エンジニアや医者にならないといけません。(今は違うかもしれませんが、、、)
写真家になりたいファルハーンが、エンジニアになれと言う父親に対して、どう葛藤を乗り切るか、そしてどちらを選ぶか、とても見所です。
超学歴社会のインドでは、写真家になりたいとは中々言えません。そんな中、親友のランチョーだけは、一片の曇りなく「才能は無駄にするべきじゃない。写真家になれよ」と言います。
それらを見ていると、”はっ”と気づくことがあります。
今やっていることは、本当に自分がしたいことなのか?周りの人に言われているから、それをしているのではないか?言い訳をして、逃げているだけではないのか?
<勉強とは?>
主人公のランチョーは一見、勉強していないようで、ガリ勉を抑えてテストで一位をとります。
なぜかと聞かれた際に「工学に情熱があるからだ」と回答しています。
他の人は、いい点数をとって、人を蹴落として、自分が上に行く為に勉強をしている
どちらが良い結果になるかは明確です。
勉強は、自分の為にするものです。好きで好きでしょうがなくて、他のことをそっちのけで勉強するものです。誰かの為や、お金の為にするものではないです。
なんの為に勉強しているか、分からない人が多い日本にとっても通じるものがあると感じます。
<名言>
実際に見てみないと、なかなかピンとこないと思いますが、心に残った言葉をいくつか紹介します。
「成功を求めて勉強してはいけない。成功の背中を決して追うな。美徳に従えば成功は自ずとついてくるものだ。」
「才能を無駄にするべきじゃない。もしプロの歌手の父親が子供にクリケット選手になるように説得していたら?彼らはどうなっていたと思う?」
「きっと稼ぎは少なくなる。家や車も小さくなるだろう。でも、僕はそれで幸せ、本当に幸せなんだよ。何をするにせよ心は満たされるのだから。」
「自分がなりたいものは心が教えてくれる。臆病になった時は胸に手をかざしてこの言葉を言うんだ。“”Aal Izz Well”(きっとうまくいく!)」
アマゾンプライム会員なら無料で見れるのでぜひ見てください!
きっと、この映画を見ると自然と唱えたくなるはずです。
" Aal Izz Well "
それでは、皆さんの人生が、きっとうまくいきますように。