



※オリジナルソース:Gifted 公式HP(http;//gifted-corp.com)
Giftedで最も読まれている記事。
それは、マインドの話ではなく、なんとプリキュアの話です。
ただ、このプリキュアの話、企業案件とかSEO狙いとかではなく、1ファンとして本気の解説をしていきます。
プリキュア好きな方も、ちょっと興味あるという方もぜひ読んでもらえたらと思います。


プリキュアは、中学生の女の子たちを中心とした、変身ものです。
いわゆる従来の「魔女っ子」路線の「職業なりきり」的な変身もありますが、基本的には「悪いやつ」と戦うための「変身」です。
どちらかというと、ヒーローものの流れを組んでいる形で、プリキュアが出てきたタイミングは、「セーラームーン」が大ヒットした後になります。
一部例外もありますが、基本的には毎年シリーズが変わります。
しかし、モチーフが変わっても「プリキュア」であることには変わりません。
また、通常はシリーズが違うプリキュア同士は関わりがありませんが、映画などでは共演することがあります。
15作品目となる「HUGっと!プリキュア」(2019年1月にTV放映が終了)
小学生もプリキュアに変身します(画像左下:キュアマシェリ)


「プリキュアの魅力は?」と聞かれると際限なくなってしまいますので、
ここではポイントを絞ってお話ししたいと思います。
プリキュア最大の魅力だと私が思うのは、「包容力」です。
私は、男の子向けのバトル漫画や戦隊モノを見ながら育ちました。
基本的に、強大な敵が出てきて、何かしらの要素(新武器や新フォームなど)で敵を倒すことが、知らぬ間にテンプレートになっていました。
しかし、プリキュアは違います(※新アイテムや新フォームはあります)。
最大の敵でさえも、「自分の世界に必要なもの」として受け入れます。
「勝った、負けた」が当たり前の価値観となっているボクにとって、
「相手を排除しない価値観」はかなりの衝撃でした。
そして、この包容力こそが「真の強さ」であると確信したのです。

プリキュアにハマるきっかけとなったのは、仮面ライダーです。
プリキュア→仮面ライダー→戦隊ヒーローの一連の流れは、
「ニチアサ」と呼ばれています。
現在は、上記の順番ですが、以前は仮面ライダー→プリキュアの順番でした。
仮面ライダーについては、機会があれば、詳しく紹介したいと思います。
簡単に説明すると、現在の「平成仮面ライダー」と呼ばれるようになってから、数々のイケメンの輩出、複雑なストーリーという路線になりました。
これにより、子どもたちだけでなく、大人からも支持が多い番組になっています。
平成仮面ライダーは、大学生の頃に真剣に見ていましたが、それ以来離れてしまい、もう一度「自分の好きなものを見よう」というタイミングで見ていたのが、この時期です。
その頃、この記事のアイキャッチ画像にもなっている、「ハートキャッチプリキュア!」と出会います。
シリーズ7作目となる「ハートキャッチプリキュア!」では、声優の水樹奈々さんが主役「キュアブロッサム」を演じたことでも、注目されていました。
また、制作陣が「おジャ魔女どれみシリーズ」と、共通していることでも知られています。
しかし、実は「自分の好きなものを推していこう」というボクでも、このときはまだ振り切れていませんでした。


ハートキャッチプリキュアから2作品後、プリキュア史上でも大きなポイントとなったプリキュアがいます。
それがシリーズ9作品目となる、「スマイルプリキュア!」です。
プリキュアは、女児向けである以上「女の子の憧れ」という要素が絶対的不可欠です。
その憧れは、男性目線とは重ならない…はずでした。
しかし、ご覧の通り、ビジュアルは男性にも非常にキャッチーなものでした。
最初からプリキュアが5人であることが明かされ、序盤からどんどん追加されていきます。
プリキュア全員が同じクラスで、ストーリーも、伏線回収や謎が重要というよりは、比較的一本道です。
サビがキャッチーなエンディングテーマなどなど、非常に分かりやすいコンセプトを貫いたプリキュアでした。
正直「狙いすぎ」な感もあったのですが、私は「それでも構わん!」と周りの目など気にせず、プリキュアの道をひた走ることとなります。
「スマイルプリキュア!」は、大人向けのコスメも発売されており、成人男性だけでなく、成人女性まで幅広く愛されています!

プリキュアの魅力として外せないのがエンディングです。
シリーズ6作品目となる「フレッシュプリキュア!」から、
3Dモデルによるエンディングダンスが採用されるようになりました。
「プリキュアのEDダンス」と言えば、「現時点における、CG技術の最高水準」を測るためのものだと、それくらいに私は思っています。
女児たちは、毎回EDのダンスを完コピして、キャラクターショーに行きます。


プリキュアが大成功している要素の一つに、「オールスター」的なの映画の存在があります。
通常映画は、秋に現在放映しているシリーズ単体のお話をやります。
もう一つ、春に「オールスターズ」と言って、歴代のプリキュアが登場する映画をやります。
プリキュアは、2月に新シリーズが始まるのため、新しいプリキュアを数週間放映してからの春の映画となります。
歴代プリキュアの登場以外にも、新旧プリキュアのバトンタッチ的な描写も見どころの一つです。
オールスターズ作品の中から、気になるプリキュアを見つけて、そのシリーズを追っかけてみるもオススメですよ!
ちなみに、ボクはと言うと、子どもたちを抱えながら、映画館でだいたい号泣しています。

※この部分は、映画公開前に書いたものです。
オールスターズの映画は、3作品ごとに区切りがあります。
そのため、今年はまた新しい動きがあるかなと考えていたのですが、ありました。
いや、あったどころか、全開です!
まず、「HUGっと!プリキュア」のTVシリーズ本編に、初代プリキュアである「ふたりはプリキュア」から、キュアブラックとキュアホワイトが登場しました。

今まで、TVシリーズで他のタイトルが絡むのは、最終回直前くらいだったものです。
そして、今回は春ではなく、秋にオールスターズ的な映画をやりました。
ちなみに、オールスターズ1作目の舞台は横浜です。
4作目、「New Stage」の1作目の舞台も横浜でした。
そして、今回『映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』の舞台も横浜です。
今回は、敵役に人気声優の、宮野真守さんが出演することにも注目です!
1人でも多くの方が、プリキュアに興味をもらって、もっと好きになってもらえたらと嬉しい限りです。











