Sakkyさんの「myヒロイン」の話を興味深く読んでいた後、Twitterを見ていたら、なんと他の人の「myヒロイン」話も見てみたいということ。
話のテイスト的に女性が書いたほうがカッコよく仕上がりそうと思いつつ、男性のも見たいと言っていただので、今回は、超ガチで「myヒロイン」の話をしたいと思います。
-WARNING-
「パッション勝ち」を飛び越えて、パッションしかないので、「ヲタクキモ」って方はブラウザバック推奨です!
しかも、今回は記事形式ではないので、少し読みにくいかもですが、仕様です。
よく見知った顔の老人は、細い目をさらに細くした。
記憶にある顔よりも、顔中皺だらけだし、髪は真っ白だ。
小さな声で自分の年齢を答えると、「そうかそうか」とただ満足そうにうなづいていた。
きっと、何歳でも同じ返事だったのだろう。
「これを知っているか。」
老人が取り出した、灰色の四角いゲーム機は、知識としてしっているだけで、見るのは始めてだった。
そう、このハードは「セガサターン」。何かで見たあやふやな記憶。
マシンのポテンシャルやソフトは決して悪くなかったが、結果的にセガはハード事業から撤退した。せざるを得なかった、というほうが正確だろうか。
「セガサターンがどうかしたの?」
「このハードには、本当にたくさんの青春が詰まっていた。
聞いているほうは退屈だと思うが、じじいの話に少しばかり付き合ってくれ。」
今日は、なんと行動範囲(という言うには少し遠い)ゲーセンに、声優さんが来るのだ!
もちろん、声優さんのイベントに行くなんて初めてだし、ゲームやアニメのグッズをたくさん買ったのも初めてだった。
ライブに行ったのもアーティスト含めても、この作品が初めてだし、中野サンプラザで、ヒロインの制服を着用した男性ファンに度肝を抜かれたのもいい思い出だ。
思えば、「厨二病」なんて言葉が出来るはるか昔から、中学生男子は厨二病だったと思うし、当然僕もそうだった。
小学校の頃から、奥手ながらも女子のことばかり考えていたにも関わらず、不思議と中学生の時代には、これといった子のことが思い出せない。
間違いなく、その時期に僕が好きな女子は、初めて二次元のキャラクターになったのだった。
エヴァは、リアルタイムで中学2年生というドンピシャ世代。
ガンダムWも同時期にやっていた。
今でこそ、両作品について語ることは出来るが、どういうわけか、この頃アニメを、テレビをそもそも見ていない。
プレイステーションよりもセガサターンを選んだ僕は、「大多数」とは違った選択肢をに満足しながら、とにかくゲームばかりやっていた。
「サターンファン」という隔週雑誌をチェックし、数々の良作を自身でチョイスし、発掘していくのは、あまり他の誰かと共有は出来なかったが、間違いなく楽しかった。
そんな中で、前評判がとてつもなく膨れ上がり、大成功必須と言われながら、発売後に価格が暴落したゲームと出会った。
※ちなみに、セガサターンのソフトは、ユーザー数に差をつけられてから、大きね下がることはよくある話だった。
「myヒロイン」の話で、このゲームのことを語らないわけにはいかない。
1990年代後半。
Windows95、そして98の影響で、PCも徐々に普及していった時代。
PCでエ…成人指定ゲームをする人もいたり、セガサターンには「X指定」といって、18禁ゲームがある。
その中で、「センチメンタルグラフィティ」は、ひたすらに硬派の道だった。
チャラチャラしたテンプレキャラたちがたくさんいる、ハーレムギャルゲーではない。
ハッピーエンディングも、キスシーンで終わるという健全さ。
親の都合で転勤が多く、12都市に少しの期間ずつしかいれず、差出人のない手紙の相手を探すというストーリー。
転校した経験は一度しかないが、当時、しっかりと告白出来なかったことを悔いている少年が、自分を重ねるのにそれほど時間はかからなかった。
なによりアニメ絵の中ではなく、実写ベースの背景と、その素朴な絵に「リアル」を感じたこと。
「どこにでもいそうな」とまではいわなくても、クラスにいる可愛い子、個性的な子、そんな魅力が詰まった世界観にどっぷりハマっていった。
初期のコンセプトである「会えるアイドル」で人気を博したAKBにも通じる考え方だろう。
抜群の前評判と盛り上がりを見せながらも、ソフト自体の売上は散々。
しかし、アニメ化もされ、本編以外のゲーム化、ドリームキャスト版では2が出ている(この2も痛烈な体験がある)。
コンテンツとしては、根強いファンがいるということだ。
発売20周年にクラウドファンディングをやるくらいのコンテンツになっている。
さて、「myヒロイン」の話として、取り上げた「センチメンタルグラフィティ」。
そして、その中の「星野明日香」というキャラクターが「myヒロイン」だ。
しかし、それほど語ることがない。
なぜ、12人のキャラクターから選んだかを語ろうにも、逆に、星野明日香が持つ要素が好きなキャラのテンプレになっている今、比較対象ではなく、基準そのものだからだ。
公式プロフィール
星野 明日香 CV:岡本麻見
神奈川県横浜市出身
夢はアイドルになること。情報誌と情報番組をチェックするのが趣味。ファミレスでバイト中。
一言で言えば、甲斐智久さんの書く女の子に本気で心奪われ、その中で特に好みだった、ということでしかないのだろう。
すみません、オチもなく、何に誘引したいかもなく、文体も読みにくく、全く意味が分からなかったと思います。
今回言いたかったことは、以下の通りです。
①セガサターンには「センチメンタルグラフィティ」を始め、本当にスゴいゲームがたくさんあった。
②「センチメンタルグラフィティ」という、マイナーな作品が自分にとって、物凄く大きな存在であった。
③「センチメンタルグラフィティ」や「グランディア」について、好きな人がいたら、即「心の友」になれるので、こっそりDMして欲しい。
④メロンパスさんも、人を虜にする女の子が書けるので、多くの人の目に触れて欲しい。
ちなみに、④はちょっと取ってつけたように見えるかもですが、本気でそう思っています。
もちろん、メロンパスさんやアート方面に限らず、そう思っているため、私はターゲットとの導線を繋ぐ仕事をしています。
個の発信が容易な時代、結局は自分のことを認めてくれる人に届けばいいわけで、自身の精進も当然必要ですが、「雑念」に気を病む必要もないと思っています。
ホリエモンさんの著書のタイトルではありませんが、本来私たちは「どこへでも行ける」のですから。
これをブックオフで見つけたときには思わず買っちゃいました!
500円でしたが、中は完全新品!
サターンのロゴもソフトバンクのロゴも本当に懐かしい(この頃、ホントに好きなタイトルは、しっかりした攻略本を揃えていました)。
ちなみに、この12人の声優さんは、半分の6人が既に事務所所属の方、もう半分をオーディションで決めているのですが、この作品でデビューした方に
今野宏美さんもいらっしゃいます!
「らき☆すた」のあきら様や、「日常」の博士など、京アニ作品で活躍されていますね!