先日、ALISが取り扱い可能になったAVACUS。
AVACUSは、例えて言うと、「代理購入」や「和らしべ」、「クラウドワークス」や「ALIS Market」などが、一つのプラットフォームで行うことが可能です。
今回は、AVACUSの機能の中でも、「代理購入」のカテゴリーになる「SHOP」の機能について、実際に使ってみた感想とあわせて紹介します。
SHOPの仕組みから、まずは見ていきましょう。
ちなみに、AVACUSでは、以下の暗号資産が取り扱い可能です。
BTC,VACUS(AVACUSのオウンド通貨),ALIS,BCH,NANJ,XPC,FUH
※MUUIは、「PAY」機能のみ対応
代理購入で「買ってほしい」人(AVACUS内では、「SHOPPER-ショッパー」と呼びます)は、Amazonのほしい物リストのURLを貼って、その後に割引率やレートなどを設定すればOKです。
「Amazonほしい物リスト」は、商品を購入するときと同じように、気になった商品のページから「ほしい物リストに追加する」をクリックします。
この後、追加リストを選ぶ画面に移りますが、実はこの登録だけでは、上手く代理購入してもらうことが出来ません。
設定の注意点は、以下の2つです。
①配送先の住所の登録する!
リストに追加した時点では、配送先の住所設定が行われていません。
これでは、代理購入した側も送り先が分からないので、困ってしまいます。
リストのメニューから、右上の「その他」をクリック後、「リストの設定」を選択しましょう。
ここから、配送先の住所を設定します。
「受取人」は相手に表示されるので、本名でなくても構いません。
この「お届け先の住所」は、実際に発送に使われるものですので、しっかり入力しましょう。
※住所に入力した情報は、代理購入先に知られることはありません。
②「第三者の出品の商品の発送同意書」にチェックを入れる!
住所のすぐ下の「第三者の…」というところのチェックボックスは、必ずチェックしてください。
このチェックがないと、他の人があなたのリストを使って、購入することが出来ません。
最後に、リストの「その他」の左、「リストの共有」から、URLを取得すればOKです。
AVACUS内のFAQでも、解説されていますよ。
次に設定するのは、割引率と最低実効レート。
オファーを出す上で、どちらも非常に重要な内容のため、一つずつ解説します。
また、送料の設定も行えます。
大型の商品などは、本体価格と送料を別にしたほうが親切かもしれませんね。
AVACUSで画期的なのが、代理購入をお願いする際に、割引率が設定できることです。
なお、ここで設定した割引率は、純粋にショッパー(代理購入をお願いした人)の利益になります。
上の画像の例で言うと、私は4,399円の3%を設定しているので、
132円分安く購入することが出来ました(支払う暗号資産が、相場の額よりも少なく済みました)。そして、割引金額の10%が、AVACUS運営側の手数料になります。
ただ、ここでポイントなのは、割引率を高くしたほうが、代理購入をお願いする側は嬉しいのですが、「バイヤー(代理購入を行う人)側から見るとどうか」という視点です。
バイヤー、オファーの一覧から選ぶ形ですので、割引率が高いと自分がもらえる暗号資産が減ります。
このあたりは、「オファー成立のコツ」という形で、後ほど説明します。
実際に使ってみるまで、重要性が分からなかったのがこの「最低実効レート」です。
AVACUSの「SHOP」では、オファーを出した後、Buyer(バイヤー:代理購入をする側)が、
ショッパー(代理購入をお願いした側)から支払いが行われます。
そのため、最低実効レートを相場変動を見込んで、低めに設定しておかないと、相場が変動した際に、ショッパーオファーの一覧に表示されません。
AVACUSの「SHOP」が、今までの代理購入と違うところは、
オファーが「マッチング制」という部分です。
先にお願いする人が決まっている状態で購入を依頼するのではなく、オファー内容を見て、バイヤーが選びます。
また、オファー成立まで、相場は変動し続けます。
割引率を高く設定すれば、ショッパーはオトクに商品をゲットできます。
しかし、一方でバイヤーは、受け取る暗号資産が減ります。
つまり、SHOPオファーを成立しやすくするためには、
・割引率を低く
・最低実効レートを低く
することがコツということです。
ただ、最低実効レートを低くしすぎると、大きく損をしてしまう可能性もあるため、
「自分の中のレート感」と成立しやすさを照らし合わせて決めるのがオススメです。
※ちなみに、この「レート感」は、株やFXなどでも役に立つ軸となります。
先ほどのコツですが、実際どのくらい効果があるのでしょうか。
結論から言うと、「効果はバツグン」でした!
最初によく分からず初期値の最低実効レート、10%の割引率でオファーを出しましたが成立せず。
リベンジで、次は「3%の割引率」、最低レートも幅を持たせた結果、
さらに、一覧表示の際に目を引くコメント欄を工夫したり、オファーをSNSで拡散したりしたのも効果があったと思います。
なお、オファーの一覧は、暗号資産ごとに表示ページが違うため、どの暗号資産を払うオファーかも重要です。
マーケティングの視点で考えると、今後上がることが予想される通貨や、利用者が多い通貨などは、成立しやすそうですね。
本日3/20現在で、1ALIS=2円くらいなので、
500ALISくらいあれば、1,000円くらいのものが代理購入でゲットできますよ!