ブロックチェーン技術は小規模有機農家にメリットをもたらさない
の続きです。
CSAとは、”Community Supported Agriculture”
コミュニティが支援する農業
そして、もう一つのCSAが
Crypto currency Supported Agriculture 仮想通貨が支援する農業です。
(こんな言葉はありません。私の勝手な造語ですので、取扱注意!)
ここでは、CSA”仮想通貨が支援する農業”の
可能性について考えてみたいと思います。
その前に CSA”Community Supported Agriculture”
消費者は農産物の購入契約した生産者に、
事前に代金支払いを行うことで
消費者と生産者が互いに支え合う農業の仕組みです。
通常、生産者には、生産コストが先に発生します。
そして、売上として回収するまでには時間がかかるため
その間の資金負担をする必要があります。
さらに売り先も決まっていない。
農業は、とてもハイリスクなビジネスです。
CSA”Community Supported Agriculture”では
コストが発生する前に入金があります。
売り先が決まっているのでロスのリスクもなし。
素晴らしい仕組みだと思います。
これで十分、
無理して仮想通貨は必要ないでしょう。
ですが、あえて、仮想通貨でサポートできないか
考えてみました。
毎年、消費者と個別に契約を締結して遂行する必要があるので
契約の締結から遂行状況の記録・確認などが
自動的に、簡単確実に行えるのであればメリットはありそうです。
銀行振込、カード払い、コンビニ決済
どれも、手数料が高いですね。
仮想通貨決済であれば、かなり安くできるはずです。
この程度でしょうか?
まだまだ、たくさんありそうですが
現時点では、利用する環境が整っていません。
スマートコントラクトは、
簡単に利用できるアプリはないと思います。
仮想通貨決済は以前投稿した
でも書いていますが
普通の人が、仮想通貨を持つことだけでもハードルが高く
さらにウォレットを準備して、、、
手数料が安くても、難しいかもしれません。
それ以上に、相場の変動が大きくて、使いづらいので
Stable Coinの登場を待つ必要があるでしょう。
CSA”Community Supported Agriculture”の根幹部分で
仮想通貨を利用するメリットはありますが
利用できる様な環境が整うには、少し時間がかかりそうです。
でも、枝葉の部分で、ファーマーズコインは使えそうです。
続く。