私は、フリーランスとして、思うに任せて様々な仕事をしています。営利事業については、株式会社(個人会社です)を通じて行い、非営利事業についてはNPO法人を通じて行っています。法人を通すのは、会計的に全ての事業活動を記録して報告できるようにするためです。これは、経営管理的に、また、税務的に、とても大切なことだと思っています。
会計面はしっかりしていると偉そうなことを言いましたが、一方で、雇用関係のある社員はゼロです。仕事は一人ではできませんから、その都度、いろいろな人達とコラボして、プロジェクト的に仕事を進める場合があります。
各プロジェクトでは、給料ではなく、モノやコトに対する仕入が発生します。仕入が発生すれば、支払いをする必要があります。しかし、地域内で行う新しい取り組みへのチャレンジや非営利活動においてコラボする場合、スタート時に全ての事業活動に対する支払いをするだけの金銭的余裕はなく、事業の収益性はどうなるか先は見えません。
現状は、想いに共感した仲間が集まって、様々なリソースを持ち寄ってプロジェクトを進めます。もちろん、共感だけでは難しいので、参加メンバーの本業に対しては必要最低限の金銭的な取引は行いますし、それ以上にメリットを得られるように、全体的な絵を描いています。
共感によるプロジェクト的事業では、メンバー間で、お互いに遠慮や甘えが生じてしまう場合があります。金銭の支払いのある取引以外の持ち寄りやお互い様の部分に対してです。ここで仮想通貨が使えればどうでしょうか?投稿に対してALIS トークンという報酬がもらえるように、持ち寄ったモノやコトに対して仮想通貨が付与されるのです。また、付与された仮想通貨は、プロジェクトの成果により価値が決まるので、モチベーションのアップにもつながります。
これは、ICOとは違います。単に独自トークンを発行すればいいということでしょうか?勉強不足ですね。具体化するために、仮想通貨に対する勉強と検討をしていきたいと思います。
共感によるプロジェクト的事業におけるメンバーの数を増やすには、時間と労力が必要です。良い出会いはたくさんあっても、一緒にプロジェクトを進めていけるような関係になれるのは稀なことだからです。共感だけでは生活はできないので、経済的に自立していることがメンバーになってもらえる条件になります。自立連帯、これはとても難しいことです。もし、ここに仮想通貨があればどうでしょう。従来よりハードルを大幅に下げられると思います。
また、ALISというプラットフォームが信頼できる仲間との出会いの場になれば、共感のネットワークを広げられるのではとも考えています。
*ALISで何ができるのか、大きな期待を込めて妄想し投稿しています。