国産仮想通貨(air dropからの海外取引所1sat上場)一時期流行りましたね。
国産1sat上場は抜け穴なのかどうなのか?
・ICOではないのでICOに関する規制は受けない。
・仮想通貨事業者以外が発行するコインで上場目的で発行されているということは、1号仮想通貨の定義である
①不特定の者に対して、代金の支払い等に使用でき、かつ法定通貨と相互に交換が可能
②不特定の者を相手方として購入・売却ができる財産的価値がある
②電子情報処理組織(パソコン等)を用いて移動可能
③法定通貨または法定通貨建ての資産(プリペイドカード等)ではない
に該当する可能性が高い(上場取引目的での仮想通貨発行)
・無登録業者の仮想通貨発行は違法となる可能性
これらを考えると、はっきりとしたことは言えませんが、少なくとも脱法、法解釈によっては違法性があると考えられます。
ICOであるかairdropであるかの違いがあるだけで、SPINDLE問題となんら変わらないですよね。
さてここで、今日上がっていたニュースで、漫画村が国内提訴されるらしいという記事がありました。
漫画村はアメリカのサーバーを使っていたようですが、どうやらサーバー側が捜査に協力したということですね。著作権問題はアメリカはかなり厳しい(ディズニー等)印象がありますし、日本側の要請に応えたとも考えられます。
とは言ってもやはり海外サーバーは捜査の手が及びにくいであろうことは容易に考えられます。
昨日ふと気になって調べたところ、1sat上場国産仮想通貨のHPのほとんどは海外サーバーを利用していたのですが。
ありましたよ、このご時世に国内サーバーで運営している国産1sat上場仮想通貨が。
それは。。。。
そう、KanadeCoinです。私を含めもらった人も多いと思います。
ここのIPアドレスは、
このIPアドレスを辿っていくと行き着く先は、
エックスサーバー株式会社!!!
国内レンタルサーバーとしては大手ですね。お名前.comでドメインを取得後使っている人も多いサーバーだと思います。
そして、悪くいうと、
詐欺ICOや投資詐欺案件の巣窟サーバー
です。
ここのサーバーをレンタルして、詐欺ICO案件を多数輩出しているのはご存知の通りです。
そうなってくると運営会社も警察とのつながりは強いでしょう。慣れていると考えられます。
ここから導き出される結論は、
もし捜査当局および、行政機関(金融庁)が承知の上、1sat上場を泳がせていたとしたら、最初に手を出しやすいのは、
KanadeCoin
であると。
上場もしていますし、更には運営が国内サーバーで身元を割り出しやすいとなれば。
coinhive騒動が沈静化している現在、次にやるとしたら、金融庁と警視庁が合同捜査で、国産無登録仮想通貨を検挙することは容易に想像が出来ます。
国産1sat通貨なんて全部SCAMだという厳しい声もありますが(pump狙いも実際にあるし)まあ近い将来、事件化されることは、あるかもしれませんね。
とりあえずは「Kanade」ちょっと注目です。