新築時から実に18年間戦ってくれた食洗器さん、ついにエラーが出るように。
表示は排水エラー。
ポンプ部分の詰まりなら分解して再組立て、ポンプ自体の故障なら部品も無いだろうし交換…という感じでまずは出来る箇所を分解してみよう。
トステム株式会社、LIXILの前身で現在はブランドのひとつ、さらに松下電器産業株式会社…松下電器系はくっついて現在はPanasonicですね。
さて、とりあえずポンプを見たいのでカバーを外します。
見える部分にあるネジを一通り外し…
太いゴムチューブ部分は食洗器内の噴水部品に向けての給水なので関係ありませんが給排水の接続容器部分ごと外す予定なので水抜きの為外します。
ねじ込んだ後簡易的なホースクリップで止まっているだけなのでカンタン。
で、左上の排水部分からポンプにかけての部分を見る為さらに引き出します。
大量にビス止めされているので一本ずつ丁寧に外していきます。
奥のビスがとても外しにくい。
ぱかーん。
弁とバネとパッキンを回収。
食器用スポンジのカスで動きが鈍っていたのかな?
キレイにしてバネの動きを確認し、戻す…って戻すのが大変すぎる…!!
ひっくり返って作業しているのでなかなか戻せないし、戻してもすぐポロっと転んで止められないし…。
今回の作業で一番大変なのはここだったかもしれない。
30分ぐらい格闘してようやくキレイにハマりました、もうやりたくない。
排水されるようになりました!…けれども、なんだか遅い。
初回は大丈夫だったけど結局2回目以降はまた排水不良のエラーが出るように。
もうポンプがダメか、ビルトインは10年で交換ってイメージですがよく頑張ってくれた、交換します。
Panasonicの「買い換え対応機種検索システム」から
NP-P45V2PSTMと検索して出てきた
NP-45MS9Sをチョイス、給排水と電源を転用出来るそうだし、ドアパネル無しでも良いそうなので差し替えるだけですね、OK。
はい届きました、住設系は品番さえ指定出来ればホント安いですよね~。
クイックチェックシートに何やら大事な事が色々書かれています、よく読んでみるとかなり理解が深まる素晴らしい説明書。
それによるとパナの食洗器は実はかなりシンプルに接続されていて
① 水を止める。
② 旧食洗器の電源を抜き、排水管も外す。
③ ↓図の赤丸部分に引っかけ金具が付いているのを意識しながら引っ張り出す
④ ↓図の赤丸部分に接続金具を取り付ける。
⑤ 振れ止めスポンジを付けて新食洗器を差し込む。
⑥ 排水管を接続し、電源を差し込む。
⑦ 水を出す。
以上。
工事用の取り付け用紙が付いており、その紙を貼り付け…
その位置通りに金具を取り付ければOK、とても簡単。
はい、終了。
アース接続とか排水接続とか隠し配線を潰さないように流したりとか接続金具のビス止めとか所々でちょっとした作業があるので通常は取り付けてもらった方が良いと思います。
すっごい重いし。
これでビスやパーツをひとつも残さなかった私は褒められても良いのではないか。
新品の中身、あんまり変わりませんね~。
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処分する前に使える部品は綺麗にして市場に流したいので
まずはバラバラに。
上蓋を外せば留め具、スライド部分には金属が使われているので分けます。
確実に生きていてメーカーがパーツをもう出していないようなものは出来るだけ市場に流したい。
綺麗に見えても断線しかかっていたり弱っている部品は基本捨て、金属は仕分け。
スッキリ。
よし、完全にバラバラ。
ああ、外すのも設置するのも分解するのも楽しかった~😄
さて、新築時から残っているのはまだまだ壊れそうもありませんがテレビだけ。
どこまで頑張ってくれるかな~🤣
ではでは。
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そうそう、ある程度分けた資源は市の指示に従って月に一度の回収日に出したのですが、今回の分は謎のトラックに金属だけ持っていかれてしまいました。
売却出来る資源というか回収品を勝手に持ち去るのって犯罪だったような…私は「分解」という作業の特性上仕分ける事が多いのでよく出すのですが、それでウチの近くの集積所は狙われてしまっているのだろうか…何やら申し訳ない。
貼り紙とかしても持っていく人は持っていくだろうしなるべくギリギリに出すよう心掛けるしかありませんね。