米中冷戦のキーTSMCが日本に工場を作る様子。
完成(稼働)予定は2024年、場所は決定ではないが九州は熊本、ソニーやデンソーのすぐ近くというコト。
規模は8000億~1兆円予定で政府が5000億支援、外貨に変わる円の巻。
5000億と言うとコロナ禍による事業者支援・観光需要喚起で国が支出した額と同額、
自由に使える5兆の中から5000億を支出。
それを一つの会社に「支援」しちゃうってどうなんだろうか。
半導体は大事なので「ガンガンいこうぜ」で良いのだが「いのちだいじに」の時の支援の薄さが浮き彫りになる、甚だしい状況の時はどちらもがっつり使って欲しい所。
インテルの2兆円工場も2024年稼働予定、2025年問題(団塊世代が後期老齢)もあり、今の段階で行動を起こしている企業が残るのか、それとも静観し蓄え、高水準の能力者達が引退し、ふるいにかかった世界に放られた大きなパイを奪い合うのか。
台中米日と海を隔てて布陣する半導体ファブ。
今後が楽しみ。
独り言↓
アップルとか任天堂とかファブレス企業と国で行政組合みたいなの作って水準上げていけば技術も多少共有してニーズの取り合いするから技術も向上するし高水準を保てると思うんだけどなぁ。
かかる費用は重要度に応じて国が支出、国は賦課式に関連法人から吸えるからむしろ税収上がるだろうし、関連法人は高水準化の約束と仕入安定化とコスト減(人・仕組み)とどちらにもメリットあるんじゃなかろうか。
今回みたいな国からの支援金として出すんじゃなくて、運営費を超えた工場の利益はプールして返戻として賦課式に徴収した企業に法人税の支払い時に控除されるとかすればより無駄が無い。
シンギュラリティを前に世界はどうなっていくのか、速度感がある国を良く見ていこうと思う。