いきなりだし詳しくは後述していますがとりあえず強調しよう、京都は日本の宝。
京都はこうした企業が多い印象があります、寺院や神社、工芸、舞妓、漆、畳に能面、京料理に建築…そして染織。
これら事業を通じて貢献する社会的価値は計り知れません。
モノで、心で、伝統をもって豊かにする、本当に素晴らしい。
そしてタイトルに戻りましょう、今回紹介したいのは素晴らしい中のひとつ。
染織とインターネットサービスを見事に融合した
です。(https://www.k-rewear.jp/somekae/)
100年以上黒く染めることだけを追求してきた京都紋付さんだからこそ出来る
黒に染めて、服を生き返らせる試み。
これ画像小さいけど分かるかな、糸の部分が赤いんです。
染めるのは服だけで、糸は染まらない場合もあるようですね。
どういう理屈なんだろう…。
とりあえず天然繊維だけが黒く染まるようになっていて、
化学繊維は染まらない様子、ほほう、面白い。
洗濯しても落ちない、ごわごわせずソフト、撥水になる。
撥水!?
申し込む → 送る → 1カ月 → 到着
ジャケットかデニムでやってみようかな~。
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2020年度の日本の衣料廃棄物は推定50万トン。
国民生活センター「衣料廃棄物について考える」より
Yシャツ200g、軽い上着で500g、パーカーは800gぐらい。
50万トンなので500,000,000,000g(5千億グラム)
平均500gとしても10億着。
実際はもっと多いと言われていますが、どうなんだろう。
少なく見積もっても1日300万着弱が廃棄されているという事ですね、メーカーも作りすぎな気もしますし、リメイクもし辛いのかもしれません。
経営資源・資産の活用の極みですよね。
自分達が出来る範囲でゴミ問題にも取り組み、
自分達が出来る事で京都から日本社会に貢献し、
自分達が生き残る為の手段を現代風にアレンジする創業100年の企業。
必要とされる企業は生き残ります。
しかし安い賃金で奴隷のように働かせるブラック企業が安い売価で薄利で伝統市場を荒らすならば、必要なのに生き残れなくなる場合もあります。
小銭を稼いだブラック企業は薄まった伝統と共に消えていきます。
未来にしょうもない薄まった伝統を残すよりも本物を残したいものです。
モノは大切に、
使う期間を自分で考え、使用期間に合ったモノを、本物を手に。
ではでは。