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Web3は、新しい手法でコミュニティを構築し、ハイテクの力で創造性の限界を広げようとするアーティストにとって、最適な空間となっています。
現在、Web3と音楽はどのように関係しているのでしょうか。まず、Web3の音楽プロジェクトの検証を始めるにあたって、「Web3」が何を意味するのかをよく理解しておく必要があるでしょう。
暗号通貨やNFT、メタバースなど、デジタル空間の発展が世界的に話題になっている今、「Web3」に注目が集まってきています。
Web3とは、分散化、オープン化、ユーザーの利便性向上というコアコンセプトに基づいて構築された、Web/インターネットの進化の新たなフェーズを表す概念です。Web2もWeb3も、1990年代から2000年代初頭にかけて、オリジナルのWeb1の後に登場したウェブの発展型であるといえます。Web2は私たちがよく知る現在のインターネットであり、Web3はその次のフェーズとなります。
Web2は、インターネットアクセスやソーシャルネットワーク、iPhoneやAndroidなどのモバイルデバイスの技術革新によって、猛烈なスピードで成長を遂げました。この進化によって、Facebook、Instagram、TikTok、Twitter、WhatsApp、YouTubeなどのアプリが社会を席巻し、21世紀におけるインタラクティブ性と実用性の向上に寄与してきたという状況があります。
Web3の明確な定義というものはありませんが、以下のような特徴があります:
分散化:Web3では、情報は同時に複数の場所に保存され、分散化されたものとなります。
接続性とユビキタス性:情報とコンテンツは、次世代型アプリやIoTデバイスなど、Webに日常的に接続されるなデバイスの増加によって、接続性とユビキタス性が向上する。
トラストレス、パーミッションレス:信頼性が必要となる仲介者を必要とせず、政府の承認も必要なく、誰でも参加できるようになる。
人工知能(AI)と機械学習:Web3のコンピューターは、より共有化されたデータを機械学習に活用し、精度を高めていくことで、人間と同様に情報を理解することができるようになる。
ミュージシャンにとって、現代の技術の進歩は様々な恩恵をもたらしています。例えば、SpotifyやApple Musicなどのストリーミングサービスによって、アーティストは世界中の聴衆にリーチできるようになりました。ちなみに、「Wall Street Journal」によると、Apple Musicがアーティストに支払う報酬は1ストリームあたり約0.01ドルで、Spotifyはさらに少ないということです。
このような低料金は、何十億ものストリームを持つ少数のスーパースターにとっては問題ないレベルかもしれませんが、大多数のアーティストにとっては耐え難いものとなっています。リスナー側の音楽消費習慣が劇的に変化した一方で、アーティストが得られる収入源はほとんど変わっていないのが現状です。昔も今も、大半のミュージシャンは、ツアーの開催によって生計を立てているのです。
金銭的に公平・自由な競争は、Web3の魅力の一つです。この流れにアーティストが参入することはもはや必然であると言えるでしょう。既存の方法では、多くのアーティストが受け取るストリーミングのロイヤリティーの収入が減り続けていく一方、NFTは作曲や音楽制作の技術から継続的な利益を得るチャンスとなるかもしれないのです。
Public Pressureは、ファッションやデザイナー業界の大物であるGiulia MarescaとFrancesca Versace、ブロックチェーンと暗号通貨投資のエキスパートとして定評のあるSergio Mottola、著名なレコーディングアーティストでレーベルオーナーのAlfredo Violanteが共同設立したロンドンを拠点とするWeb3ミュージックマーケットプレースです。
Public Pressureの主な目的は、最先端のテクノロジーを使って、音楽業界をあらゆるレベルで変革する持続可能な経済モデルを構築することです。このプロジェクトは、Polkadot/Kusamaブロックチェーンプロトコル上に構築され、アーティスト、レーベル、ファンをつなぎ、NFTを介してコンテンツの作成と共有を可能にします。
NFTマーケットプレイスの姉妹サイトであるPublicpressure.orgは、NFTヒップホップ、パンク、電子音楽のほか、LGBTQ、社会問題、メンタルヘルス問題を目的とした分散型チャネルとして機能しています。
Atlanticusは、ミュージシャンが利益を得ることができるストリーミングのWeb3版の構築を目的としています。音楽とテクノロジーを融合させ、アーティストが自分の音楽をNFTとして掲載するための総合的なマーケットプレイスを作る一方、アーティストにはミュージックビデオ、DJセット、その他音楽に関連する創作物の自由な共有機会を提供します。
Catalogは、独立したアーティストに力を与え、ファンと直接触れ合うことで音楽業界に革命を起こすことをミッションとして、2021年3月にNFT分野に参入しました。
Catalogでは、クリエイターやアーティストが収益やロイヤリティの分配方法を決定でき、売上の100%を手にし、再販ごとに分け前を得ることが可能になります。また、このプラットフォームでは、全てのアーティストが検証を行うため、ファンは、楽曲のコピーではなく、実際のアーティストから商品を購入している確信を持つことができます。
Mint Songsは、Polygon上に構築されたWeb3音楽プラットフォームで、アーティストは自分の作品をNFTにすることができます。Mint Songsでの楽曲販売は無料で、ミュージシャンは売上の95%を受け取り、NFTがファンによって再販された場合に10%がロイヤリティとして支払われます。
また、ミュージシャンが売上を分析するための分析ツールも提供されています。さらに、SmartLinkを通じて、ミュージシャンはNFTの音楽コレクションをキュレーションし、表示することが可能です。
Pianityは、音楽に価値を取り戻し、アーティストと聴衆の間のギャップを埋めることを目的に、音楽クリエイターとコミュニティがブロックチェーン技術によってデジタルアート作品を作成、販売、収集できる、フランス初の音楽NFT専用プラットフォームとして立ち上げられました。
Pianityが他のWeb3音楽プロジェクトやNFTマーケットプレイスと異なる点が1つあります。それは、レコード会社専用のダッシュボードです。このダッシュボードでは、NFTの公開、価格設定、流通戦略など、多くのことを行うことができ、アーティストのマネージャーやレーベルは、NFTのレア度や購入方法を決定することも可能となっています。
Audiusは、現時点で最も注目を集めているWeb3の音楽プロジェクトで、Tiktokと提携した初の分散型音楽ストリーミングおよび共有プラットフォームを提供しています。Audiusは2019年にローンチされ、音楽クリエイターが自分のトラックを追加することができる一方、リスナーは新しい楽曲を移動して発見することが可能です。
Audiusは、音楽ストリーミングサービスにおいて、かなりユニークな存在で、イーサリアムとソラナブロックチェーンを統合し、クリエイターにNFTのコレクションを自由に表示させるNFT機能を搭載しています。アーティストは自分の楽曲を誰がストリーミングしているのかを把握できるほか、音楽配信のコントロールもしやすくなっています。
アーティストには、Audiusチャートにランクインした際の報酬として、$AUDIOが支払われます。この機能を利用したクライアントの例としては、Diplo、Weezer、Odeszaなどがあります。
Web3分野はまだ進化を続けており、急速な成長と導入が進んでいます。このWeb3における音楽シーンの成長速度は、最も注目すべき点でしょう。多くの実験が行われており、何がうまくいき、何がうまくいかないのか、試行錯誤がされ続けています。
現状は、今まさに、この分野における明日のオピニオンリーダーのアイデンティティが定義されつつある段階であるといえるでしょう。NFTを活用することで可能となる新たなメカニズムでファンを魅了するために、リスクを取って積極参加するアーティストは、同業者に先駆けて、今後数年間で羨望の的となる地位を確立することでしょう。
Pontem Networkの記事をお読みいただきありがとうございます。今後もチェーンやプロジェクトの枠を超えて、暗号/ブロックチェーン分野全体の発展に向けた情報材料の共有に取り組んでいきます。
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