勉強ができなかった私は勉強ができる人の気持ちなんてわからなかったが勉強して少しずつ学力が付いてくるとそんなことも考えなくなる。勉強できない人の気持ちがわからなくなったことはないが、考えなくなっているのは定かだ。
他にも中1の頃はお互いの悪口を内輪で盛り上がっていた相手が中2で接点が増え、今では親友と呼べるほどにまでなった。これはクラスが変わり見えなかったものが見えてきたからかもしれない。
自分が相手を嫌いということは多分相手も自分のことが嫌いだ。そして自分にも相手にも友達がいるはずだ。友がいるということは相手も良いところがあるということだろう。それが見えずに表面だけで嫌い合っているだけかもしれない。冒頭に書いたように私は中1で嫌いだった相手は中1では他クラスだったが、中2、中3で同じクラスになったため、接点が増え否が応でも話す機会ができた。そして話し合ってみると意気投合、今では互いになんで嫌い合っていたのかと話すぐらいだ。しかし、このような状況の変化で変わるものがあると一例を述べただけで、不仲の人と仲良くなることを推奨しているわけではない。人である以上きらいな人がいるのは仕方ない。むしろ、グループを作り他を否定して結束力を高めるのも一種の手だろう。
本題の立場が変わって見えたことだが、嫌いというのも立場が変われば趣向も変わり仲良くなることをあるということを伝えたかった。
要は私はクラスという立場が変わることで関係がよくなるという変化があった。
立場は友達関係だけではなく上下関係の立場、能力関係の立場、年齢の立場など。立場が変われば見える景色が変わるが「場所」が変わっても景色は変わる。これはワンピースの登場人物のトラファルガーローのセリフ「場所を変えなきゃ見えねぇ景色もあるんだ。。スモーカー」という言葉から、考えた私の意見。恐らくワンピースの作者である尾田栄一郎先生の考えとは違うだろうが僕なりの意見。何かを考えたりするときにアイデアが出なくて困ること私は多々ある。そんな私は場所を変えて閃くことも多かった。
1番効果的だったことは、委員会の新しいイベントを考える時。自分の立場を忘れ一個人の意見としてまた、教室ではなく別の場所で考える時の発想力は凄まじかった。
考えなきゃ考えなきゃと思うほど考えられなくなる。一度立場も場所も変えてみると霧は晴れてくる。霧が晴れれば見えなかったものも見えてくるはずだ。ファイト。