RC250を乗り始めて約3年が経ちました。
梅雨に入り、バイクから離れる今、せっかくなのでこの機体の魅力をお伝えしていこうと思います。
RC250は、「東京モーターサイクルショー2015」に発表された、2台のクォーター(250CC)スポーツモデルの内の一つです。
オーストリアのバイク会社「KTM」より、
250CCクラスのある日本でのお披露目となり、
ライダー達の注目を集めました。
希望小売価格は626,200円。
自分が某有名バイク屋さんで購入したときは
盗難・任意・自賠責保険、メンテナンスなど
「込々720,000円」でした。
エンジンスペック
・エンジン形式:単気筒、4ストロークエンジン
・ギア:6速
・始動方式:セル
・排気量:248.8㎤
・ボア:72㎜
・ストローク:61.1㎜
・出力:23kW/9000rpm
・馬力:31.3hp
・トランスミッション:6速
・冷却:水冷
・クラッチ:スリッパ―クラッチ
・エンジン制御システム:Bosch製
フレームスペック
・デザイン:スチールトレリス
・シート高:820㎜
・全長:1995㎜
・全幅:705㎜
・全高:1099㎜
・地上高:178.5㎜
・タンク容量:10L
・重量:147㎞
レビュー走っていて感じたことをレビューしていきます。
長所
・走り出しが軽快でメリハリがある
単気筒を最大限生かした気持ち良い加速できます。・エンジンを回すのが楽しい
適正回転数まで回した時の加速や走行安定性など、
乗れば乗るほど楽しくなるバイクです。・ワインディングに最適
コーナーの多い道や峠道など、
曲がりくねった道を走ることに関しては
頭一つ抜いて走りが楽しいと思います。・燃費がいい
舗装された道路を実際に乗った感想ですが「1L/30㎞」は越します。
普段乗りがガソリンがぶ飲みセダンなので燃費のギャップに感動しました。・軽い
「倒れる!」と思っても踏ん張れば結構何とかなります。
お陰様で、今のところ一度も車体を倒さず乗り続けています。
信号待ちで思いっきり腰を曲げたりとストレッチもできますよ!・注目される
道を走っているときは結構振り返られたりします。
パーキングで止めていると、おじ様方が寄ってきたりします。
(時々記念にステッカーなどが貰えるよ)・エンジン回りの排熱がいい
他のバイクではよく聞くエンジンの排熱のせいで夏は死にそうに…
など不快に感じることがありませんでした。
普通のバイク装備で充分快適に乗れます。
短所
・疲れる
バイクのスタイル故、前傾姿勢がきついので
腰が痛くなることが多々ありました。
小まめに休憩すればOK。・ギアチェンが忙しい
自分的にはギアチェン好きなので良い部分ではあるのですが、
クラッチ操作が増える分、長距離運転では疲れます。
速度によってはクラッチレバーを使わずにギアチェンできます。・ヘルメットロックがない
オプションで取り付けるまでは、
ヘルメットは頑張って自分で管理しましょう。
(まぁこの辺はどうにでもなりますね)・振動が凄い
アイドリング時の振動が強いので、地味に体力が奪われます。
(むしろこれはメリットでは…?)・シートボックスが小さい!
専用の工具が何とか押し込んで入るレベル!
車検証なんて大きすぎて入りません!
乗る分には問題ないのでいいのですが…。
まとめ
・周りと被らないバイク
・コーナリングが楽しい
・サーキット向け
・サーキットバイクらしいバイク
他の同クラスバイクと比べると
チョイ乗りには向かないと思います。
しかし!
ツーリング、スポーツライディング、ヒルクライム…
バイクの醍醐味を楽しめるバイクだと思います。
短所なんて長所に比べれば些細な問題です。
シートボックスなんて飾りでいいんです!