スペインの画家フランシスコ・デ・ゴヤは、近代絵画の第一人者として名を轟かせた人物のひとりです。
遅咲きの彼は、宮廷画家として絵を描くようになった43歳ごろから注目を集めるようになりました。
病気によって聴力を失ったことやスペイン独立戦争の経験からか、彼は暗く畏怖の念を孕んだ絵を描くようになります。