古代ギリシャの哲学一派にキュニコス派が存在しました。
キュニコス派が考える幸福とは徳を積むことであり、欲求を捨て去り徳に繋がる生き方を理念としていました。
キュニコス派のひとりにディオゲネスという人物がいました。
ディオゲネスは“徳こそが人生の目的であり、欲望を捨て去り動じない心を持つこと”を信条とした人物です。