今回紹介するのは、世界最高峰のヒマラヤ山脈の代名詞、エベレストの登頂をテーマにした映画「エベレスト」です。
最も登頂が困難とされている山の一つで、過去70年の間に登頂に成功したのはおよそ6000人、死者数は300人を超えるとされる死の山でもあります。(時事通信ニュース より)
1996年に起きた実話をドラマチックに仕上げた映画であり、雪山の怖さをリアルを感じることができる作品です。
それではあらすじから……。
世界最高峰のエベレストの登頂を目指し、世界各地から集まったベテラン登山家たち。
体力の衰えによって最後のチャンスに賭ける者、栄光を手にしようとする者、自らの限界を試す者……、それぞれの想いを胸に彼らは登頂を目指す。
登頂アタックの当日、道具の不備やメンバーの体調不良などトラブルが発生。
さらに天候の悪化も重なった上、人間の生存が不可能とされる“デス・ゾーン”で自ら居場所を見失ってしまう。
ブリザードと酸欠の恐怖が迫る極限状態の中、登山家たちは生き残りを賭けて闘う……。
この映画を観たきっかけは、Wikipediaにまとめられていた「1996年のエベレスト大量遭難」を目にしたからです。
エベレスト登山史上最悪の遭難事故として名高いこの遭難事故は、文字だけでもかなりインパクトがあり、生死をかけた葛藤も目に浮かんでくるようでした。
他にも「八甲田雪中行軍遭難事件」などもとても面白く、極限状態での人間の行動の不思議に触れると同時に、厳寒期の登山の恐怖を知ることができました。
映画を観ないとしても、Wikipediaのページを読むだけでも面白いので、外出中の読みものにでもぜひ!