今回から、本業である教育分野での学びもアウトプットしていく予定です。
毎月読んでいる教育雑誌からの学びを、自分の経験と擦り合わせながらアウトプットしていこうと思います。
今回は自分の頭の整理と初心を思い出すきっかけとして、やる気になる褒め方を書いていきます。
参考にしている雑誌では「勉強ができる子」への褒め方にフォーカスして特集を組んでいました。
しかし実際は「勉強が嫌いな子」に困っている人がほとんど…。
そこで、勉強嫌いの子を勉強に向き合わせた褒め方についてお伝えします。
①やったことを褒める
勉強が嫌いな子は「勉強をやらなくて怒られる、例えやったとしても点数が悪くて怒られる(と感じている)」と言う状態がほとんどです。
どうせ怒られるなら、「勉強をやらない」という選択はむしろ賢いです。
初めのうちは、勉強に向き合ったことを無条件で褒めることが大切です。
例え正解できていなくても
「良く頑張っていたな」
「〇〇解けて良かったな!」と行動したことを褒めることが勉強に向き合うきっかけになります。
②過程を褒める
「この調子だな!」
「がんばってたもんな!」と努力の過程を褒めることで勉強する努力自体に抵抗感を無くしていきます。
努力の姿が実際に見えていなくても、
「○○してたからこの問題ができたんだろうな」
とか
「毎日頑張ってるからだろうな」
など頑張っていそうな跡があれば認めて上げることがポイントです。
(ちなみに見えない努力を褒めるこの褒め方が、一番行動に繋がってくれていると感じます。)
褒めすぎも調子に乗らせる原因になります。
何度も続けると「ああ、はいはいまたね」と斜に構えることもあります。
ダメなことはダメという毅然とした態度もとりつつ適度に褒めることが、子どものやる気に繋がっていくと感じています。