の続き…。
普墺戦争にて大勝利を収めたプロイセン王国。
ドイツ連邦を解体し、オーストリアを除外した北ドイツ連邦が誕生します。
これまで政敵となっていた自由主義派の議員や民衆たちも、ビスマルク側になびいてきます。
ドイツ統一に向け、大きく前進したプロイセン王国ですが、乗り越えなければいけない二つの壁がありました。
一つ目が南ドイツとの対立関係の改善。
二つ目がフランス帝国の介入阻止です。
南ドイツとの対立
ドイツの中でも、プロイセンを主権とするドイツ統一に異議を唱える国がありました。
バイエルン王国をはじめとする南ドイツの国々です。
先の普墺戦争(プロイセンVSオーストリア)にて、敗戦国のオーストリア側で参戦していた南ドイツ。
多額ではないにしろ敗戦による賠償金の支払いや、プロテスタント(北ドイツ)とカトリック(南ドイツ)間での宗教的な対立もあり、同じドイツ地域だとは言ってもプロイセンと仲間割れしている状態でした。
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