今回紹介する映画は、デジタルネイティブによる捜索劇「#サーチ2」です。
簡単に言うとSNSや検索エンジンなどを使って失踪した母を探すというストーリーです。
探していく中で様々な秘密に触れていく様子が面白い作品です。
主人公も若く、どこにでもいる普通の娘なため外で大胆に捜査などはできません。
その代わり彼女に備わったデジタルネイティブの知識を武器に、少しずつ母の失踪の謎を解き明かしていきます。
それではあらすじから紹介します。
父を早くに亡くした家庭で育った主人公のジューン。
母が恋人と旅行へ行くのを良いことに友人を呼んで遊び放題!
母は旅行の最終日にジューンに空港への迎えを頼むも、当日になるとジューンはその迎えに遅刻。
急いで空港に向かいますが、いつまで経っても帰ってくるはずの母の姿は見えませんでした。
ホテルに問い合わせてみると、荷物を全て置いたままいなくなってしまったとのこと……。
ジューンは大使館の協力を得ながらも、個人的にGoogleの検索サイトやメールの不正アクセス、代行サービスなど駆使しながら母の探索に乗り出します。
人々の行動が監視されたデジタル社会であれば母の行方は簡単に見つかるはず。
そう思いながら捜索をする彼女は、やがて様々な闇に触れていくことに……。
物語のほとんどは画面を操作しながらですが、カメラやメッセージアプリを通して人とコミュニケーションをとったりと、ストーリーの緩急が上手くつけられています。
母に繋がる断片的な手がかりを探していく様子は、さながらサスペンス映画を見ているかのようです。
そんなハラハラ感を与えてくれる、ある意味シチュエーションスリラーチックな映画です。
ちなみに「#サーチ2」があるということは「#サーチ1」もあるのですが、話は全く繋がっていないので、2から観ても何の問題ありません。