の続き…。
エリコ陥落
エリコの偵察も終わり、どう攻略するかを考えるヨシュアたち。
しかし、どう考えても町を取り囲むあの壁を越える算段が見つかりません。
その時神がヨシュアに告げました。
この言葉を受け、ヨシュアは神の箱を先頭に、角笛を祭司と兵士と共に町を回りました。
(エリコの兵や民も毎日聞こえる笛の音を不気味に思ったことでしょうね…。)
いざ七日目に入り、七回目の周回が終わったとき、ヨシュアの合図でイスラエルの兵士たち全員が角笛の音とともに雄叫びを上げました。
すると、不落と言われたエリコの壁が崩れ去っていくではありませんか。
崩壊した壁に慌てるエリコの民と兵士。
すかさずイスラエル兵が町になだれ込み、あっという間に制圧してきます。
その勢いはまるで濁流そのもの。
町にいた人や家畜で生きているものは誰もませんでした。
ただ、イスラエルの偵察者を匿ってくれたラハブとその一家を除いて。
続く…。
・余談
「エリコ(ジェリコ)の戦い」は、合唱曲にもなっている程有名です。
勇ましく活気あふれる曲です。