(↑前回記事)
前回の記事では、資本家による労働者のピンハネについてまとめていきました。
当時のイギリスの農耕労働者を例に古典経済学とマルクス経済学を比較すると、前者では約75%のピンハネが、後者では約300%のピンハネがあるとされています。
古典経済学で示された“剰余労働時間÷総労働時間”では、ピンハネ率が100%を超えることがありません。
そのためマルクスは正確な搾取の割合を測ることはできないと考え、労働者は不遇の中で働いていると主張しました。
今回はそんな労働者に与えられる賃金についての話です。
前回の記事で述べた、労働者が搾取される価値について、“給料”や“賃金”を軸にまとめていきます。
言葉がややこしいところもあるので、長くならないように書いていきます。
労働の価格と労働力の価値
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