早描きのルカ
17世紀後半に活躍したナポリ派の巨匠ルカ・ジョルダーノ。(ナポリ派=17世紀ごろにナポリ近郊で活躍した画家たちの総称。)
絵を異常なほど早く書き上げる様子から、“早描きのルカ”の異名を持つ人物です。
この素早く描く力は、画家の父アントニオ・ジョルダーノから「ルカ、もっと早く描け」と言われ続けたことによって身につけたと言われています。