「売れない」と嘆く前に確かめておきたいことがある。
売るための工夫は本当にしたのか
売るための工夫を何もしていないのに、「売れない」で済ますのはもったいないと思う。
どうせ「売れない」と諦めるなら、精一杯手を尽くして、それでも売れなかったときに諦めたい。
さて、
「幸せの見つけ方」が売れなくて困っている
Twitterではときたまバズるボクの漫画コンテンツ「幸せの見つけ方」
それを10本ほど、50ぺージくらいの量にして、100円程度で販売しているのだが、
同じくボクの人気漫画、「仮想通貨体験記」が月2万円以上売り上げているのに対し、「幸せの見つけ方」は月200円以下。
これはちょっと信じがたい数字だ。
もともと漫画界には、「SNSでバズっても売れない」という話がある。
ボクは「幸せの見つけ方」を販売してから知ったのだが
SNSで消費されるコンテンツはいわばチラシのようなもの。
その場で読んで満足するもので、わざわざ買って読み返すには値しない
という話だ。
しかし、「幸せの見つけ方」は中身のあるコンテンツに仕上げたつもりだ。
夢を叶えたり、成功を掴んで人生を幸せにしたい人に向けて、幸せになるための考え方、行動の仕方を説いている。
わざわざ買って、読み返すに値すると自負してる。
だから「SNSでバズっても売れない」に収まってしまうのは納得いかないのだ。
「幸せの見つけ方」は、ただ電子書籍で出しただけだ。
売るための営業もしていないし、表紙やタイトルも、目を惹くための工夫はしていない。
(ここまで考えて初めて、とくに何もしなくても売れている仮想通貨体験記まじすげぇとなるのだが)
売るための改善の余地はまだあるのではないか。
そう思い、作品を見直すことにした。
書籍は買ってもらうまで中身はわからない。
手にとってもらわなければ読んでもらえない。
手にとってもらう工夫が必要不可欠と考えた。
そこで、この「幸せの見つけ方」
タイトルから表紙から変えようと思っている
タイトル改変にあたって70冊ほど書籍のタイトルを眺めてみた。
すると、タイトルの付け方にある低度パターンが見えてきた
・単語系
・熟語系
・気になる系
・問いかける系
・わかりやすい系
・普遍+気になる系
・単語系
その名の通り、一単語で構成されたタイトルだ。
「人間」「アンノウン」など
・熟語系
熟語で構成されたタイトル
「多動力」「雑談力」「新世界」などなど
おおよその内容がダイレクトに伝わってくるものが多い
・気になる系
気になる言葉を使って構成されたタイトルだ。
「幸せになる勇気」「天才を殺す凡人」など
いずれも、「どういうこと?」と、気になる感情を抱かせる
・問いかける系
読者に問いかけるようなタイトルだ
「君たちはどう生きるか」「明日死ぬかもよ?」など
タイトルを見ただけで、少し考えさせられる。
・わかりやすい系
「シンプルな勉強法」「お金の超基本」など
本の内容がダイレクトに伝わってくるタイトルだ。
あ、この本にはこのことが書かれているんだな。
とすぐにわかる。
・普遍+気になる系
普遍的な言葉と、気になる言葉を合わせたタイトルだ。
「メモの魔力」「ぶち抜く力」「魔法のコンパス」などなど
気になる系と少しかぶるが、気にさせる言葉だけで構成するのではなく、誰もが知っている言葉と、組み合わせることで、より気になるタイトルにできあがっている。
70ほどタイトルを分析するだけでも、これくらいのパターンに分けられるのだ。
もっと見ていくともう少しパターン化できそうなものだ。
つい長くなってしまった。
明日は、以上のパターンに当てはめて「幸せの見つけ方」のタイトルを改変してみることにする。
それではみなさん、今日も良い一日を。