こんにちは!お久しぶりです。
Binanceの傘下のTrust Walletで無料でゲットしたBinance Chain(BEP2)のTWTをBinance Smart Chain(BSC)へ変換をやってみることにしました。
なんと、別々のブロックチェーンで交換(クロスチェーン)がもう身近に体験できるってことですね。
(もう別のプロジェクトでは当たり前なのですかね?私は初めて体験しました。)
今回体験したのは、Binance Chain⇔Binance Smart Chainのクロスチェーンです。
※本記事は投資を目的としたものではありません。ブロックチェーンの検証結果の記事としてお読み頂ければと思います。
※真似をして操作してもうまく行かない場合もありますので、検証を行う場合でも検証掛かる最低費用300円程度(0.1BNBのこと)で必ず抑えるようにしてください。
Binance Chain(BEP2)は、Binanceが運営しているDEXメインのブロックチェーンで初期に立ち上げられたものです。
一方で、Binance Smart Chain(BSC)は、BEP20とも呼ばれていて、後発で作られた新しいブロックチェーンで、DeFiのパンケーキスワップでも採用されています。
アドレスで比較すると、以下のようになります。
BEP2は、ブロックチェーンのアドレスの先頭が「bnb」
BSCは、なんと!イーサリアムと同じアドレスなんです!(すごい技術ですね。)
つまり、イーサリアムベースのウォレットを持っていて、ウォレットの設定さえすれば、BSCのブロックチェーンにもつながるようになってたんです。(最近知りましたが。。。)
本題からずれてしまいますが、Metamaskでも設定さえすれば、BSCにもつながるようにできたりします。
検証した結果(2020/10/13時点)では、ChromeのMetamaskからはBSCには繋がらりませんでした。iphoneのMetamaskからはブロックチェーンは動かしていませんが、とりあず設定しただけで繋がったように見えました。
とりあえず、Chrome版のMetamaskはまだ未対応みたいですね。
興味があって、且つ普段からMetamaskを使いこなしている方は、以下の本家のBinanceの記事を参考にトライしてみてください。
(現在はMetamaskからBSCに繋げてもサービスが立ち上がっていないので、今設定しても意味がありません。事前準備のみです。)
事前準備の記事がリリースされていることは、たぶん何かのサービスが立ち上がると予想しています。期待して待ちましょう!
さて、前振りがかなり長くなってしまいましたが。ここからが本題です。
(1)事前準備1
BinanceのコインであるBNBが必要で、0.1BNB最低限必要です。
今は0.1BNBは300円くらいです。実際にクロスチェーンを動かすための手数料は0.0042BNBでした。
0.1BNBの理由は、取引所等からTrust WalletへBinance Chain(BEP2)のBNBを送金するのに、最低残金0.1以上無いとそもそも送金ができないので、BNBを持っていない方は少し面倒です。
Binance取引所等でBNBを0.1BNB以上を既に持っておくことが条件になります。
BNBは最近はDEX等の色々な取引所で買えますが、Binance取引所でも購入可能です。(↓リファラル付きのBNBアドレスです。よかったら踏んでください。)
(2)事前準備2
Trust WalletをまだiphoneやAndroidでインストールしてない方は、以下のリンクから
インストールします。(紹介リンク付きのURLです。よかったら踏んでください。)
紹介リンク付きの場合、私とあなたの両方、+25TWTずつがもらえます!
インストール後に25TWTがもらえてから検証してみるのがいいと思います。
(しばらく待つ必要があるみたいです(*´ω`*人)
現時点で1TWT 10円くらいなので、25TWTだと250円分くらいです。
(2年前の初期の頃は、+100TWTずつだったのですが、今は何故か50TWT→25TWTに1/4になってました。。。もらえるものはもらっておきましょう。)
(4)以降でリカバリーフレーズが必要になるので、インストール時のリカバリーフレーズ12個はメモに手書きで書き留めます。
メモが正確に書き取られているか確認をするために、一度正常にインストールしたら
わざとアンインストールしてリカバリーフレーズからWalletを復元させてみるのが良いですね。
(3)Binance取引所等からトラストウォレットのBNB(BEP2)のアドレスに0.1BNBを送金します。アドレスは必ず「bnb」で始まっています。
Binanceでは、BNBの送金方法がERC20、BEP2、BEP20(BSC)と3種類もあるので、送金方法やアドレスに間違いがないか良く確認する必要があります。
仮想通貨を始めたばかりの方であれば、BNBの送金方法で戸惑う所かと思います。
少額送金(0.1BNB)で試してみて着金するかどうか確認してから本送金すると良いかと思います。
届かなかった場合は、何かが間違っているので、その場で即諦めましょう。
(4)事前準備3
PCを用意します。
ブラウザーはChromeが必須になります。
(5)本家のBEP2のTWTをBSCに変換する手順のURLは以下です。
読みながら進めていきます。補足的な内容を(6)以降に書いてみました。
(6)Chromeを開き、ChromeウェブストアからBinance Chain Walletをインストールします。
(7)メニューバーのBinance Chain Walletアイコンをクリックして、「I own a wallet」(私はウォレットを持っています。)をクリック
(8)赤枠の「Seed Phrase」の欄にTrust Wallet作成時のリカバリーフレーズ12個を
順番に半角スペースを入れながら入力します。
青枠にはこのBinance Walletにアクセスする際のパスワードと確認用パスワード(同じもの)を入力し、緑枠の「Get started」をクリックします。
(9)画面上部が「Binance Smart Chain Network」と表示されていることを確認し、「Receive」ボタンをクリックします。
(10)赤い矢印の部分をクリックしてBinance Smart Chainのアドレスをコピーします。
クリップボードにコピーされているので、メモ帳等にコピーしておくと良いと思います。
(11)赤い四角の部分をクリックします。
(12)「Binance Chain Network」をクリックします。
ここでは、BEP2の方のウォレットに切り替える操作です。
(13)今回送りたいTWTはデフォルトで表示されていないので、赤枠の「+」ボタンをクリックします。
(14)①TWTをチェックして、②をクリックして元の画面に戻ります。
(15)TWTが表示されているのを確認して、「Send」ボタンをクリックします。
(16)Assetの赤い四角部分の「>」をクリックします。
(17)TWTをクリックします。
(18)Addressに(10)でコピーしておいたBinance Smart Chainのアドレスを入力し、Amountに送金したい量を入力し、「Send」ボタンをクリックします。
(19)確認画面で内容を確認してから、「Send」ボタンをクリックします。 「From Binance Chain Network」→「To Binance Smart Chain Network」と表示されていて、クロスチェーンであることが確認できます。
すごいですね。
(20)成功しました!
(21)無事にTWTをBinance Smart Chainに変換できたので、Trust WalletからPancakeSwap取引所にアクセスしてTWTが使用できるようになりました。
(iPhoneでは、正規のTrust WalletからはPancakeSwapeへはアクセスできません。
Apple Storeの方針のようです。そのため、トライアル版のTrust Walletを使用しています。なお、Androidの方は正規のTrust WalletでPancakeSwapeへ繋げられるようです。)
いかがでしたか。
クロスチェーンのイメージが無いと少し操作がしずらい点もあるのですが、初期のインタフェースとしてはまずまずな感じを持ちました。
次なるフェーズは、操作しているユーザにクロスチェーンであることを意識させないインタフェースの開発でしょうね。(このままのインタフェースだと、万人には使いこなせないと思いました。)
誰でも使えるようになるように、2、3回タップするだけでクロスチェーンが走るところまで行って欲しいですね。
やってみて分かったことは、ETHとかXRPとかNEMとか日本では割とポピュラーなアルトコインもクロスチェーンでいずれは繋がるんだろうなってのを勝手に確信しました。いつになるかわ分からないけどwww
主流のブロックチェーンは用途や経済圏が異なることから、クロスチェーン技術で双方を自由に行き来できるようになるであれば、もしかしたら、特定の通貨にこだわって保有する必要はないフェーズに来ているのでは?とも思いました。
その理由としては、千と千尋の神隠しではないですが、仮想通貨の名前は便宜上のものであって、名前を取ってしまっても特に機能的に問題無く、全部つながるのであれば1つの名称にこだわる必要性が特に感じられないと考えたからです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
ではでは。
[おまけ]
上記は、BEP2→BCSでしたが、BCS→BEP2も同様にできることを確かめました。
かなり、いけてますね。