私たちの行動計画
私たちはCOVID-19がどのように拡散し、世界中を恐怖に陥れているのかを注視しています。開発者や経験豊富な起業家、技術者を数多く要するチームとして、私たちはネットワークとコミュニティを活用して大小問わず何らかのインパクトを与えることができる立場にいます。実際に私たちはここ数年でコミュニティの大きな力を示してきました。
今後数週間中に、パンデミックとその緩和の為の取り組みに関連した様々な取り組みの実施を模索しており、定期的に情報を提供していきます。
現時点では、医療コミュニティがCOVID-19の解決策を見つけるための世界初の分散型AIハッカソン“#COVIDathon”の実施のためにSingularityNETと提携して活動しています。DAIAを搭載したこのハッカソンでは、医療、AI、ブロックチェーンの専門家を結集し、現在および将来の感染症発生のリスクを軽減し、COVID-19に対処していくことを目指しています。
詳細はdaia.foundation/covidathon/をご覧ください。
コロナウイルスはパンデミック化しています。各国は国境を閉鎖し、緊急対策を打ち出し、世界経済に深刻な影響を与えています。
コロナウイルス対策として、私たちは手洗いを励行やソーシャルディスタンス、在宅勤務といった感染源を立つための行動を取ってきました。チームとしても安全対策を取りながらコロナウイルス関連のモデリングをして、「私たちにできることはもっとあるのでは?」との思いからその支援方法を模索しています。
Oceanのプライバシー守秘技術を兼ね備えたデータ共有テクノロジーは、患者のプライバシーを守りながら、研究者がその機微なデータを共有するのに役立ちます。
例えば、中国、台湾、韓国などはデータを利用してリスクの高い人を特定してコロナウイルスの感染拡大を効果的に食い止めました。例えば、中国は全員の携帯電話をジオトラッキングしていました。台湾や韓国は、別のプライバシーへの侵害が少ない対策をとっていましたが、その個人データ活用は、欧米ではもしかしたら問題が生じていたかもしれません。一方で、この緊急事態における短期的な手段としては、人々は安全性を高めるためにプライバシーを放棄しても構わないと思っているのではないでしょうか。それはそうあるべきかもしれません。しかし、長期的に見れば、プライバシーを犠牲にすることは危険であることに変わりはありません。民主主義国家が機能するためには、市民が個人的に集まり、抗議活動を組織し、自由に発言する力が必要です。これはプライバシーが存在してこそ可能なのです。この点については「パンデミック・トライアングル」の投稿で詳しく述べています。
また、別の見方では、コロナウイルスは二次的な効果を持っています。第一に、それは在宅勤務の増加の促進です。第二に、家にいることが多くなると、デジタル分野に頼りがちになり、デジタル経済は物理的経済に比べても相対的に成長します。これらの要因により、安全なデータ共有がこれまで以上に重要になってきます。Ocean Protocolは、プライバシーを保護したデータの共有と交換、コロナウイルスの蔓延との戦い(第一次効果)、そして家庭での安全なデータ共有(第二次効果)を支援することが可能なプロジェクトです。
Oceanの技術はまだ新しいものであり大規模な使い方はできません。しかし、私たちはプライバシーを保護したデータ共有を大規模レベルで実現するための改良に昼夜取り組んでいます。これはコロナウイルス(と将来の伝染病)を食い止めるために大きな違いを世界にもたらす可能性があります。
私たちが今できることは他にもあります。それはコミュニティと協力して、コロナウイルス対策に役立つアプリケーションを構築し、展開することです(Oceanを使用する前提条件はありません)
Ocean Protocolはその両方を目指しており、それに応じた計画を更新していきます。
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