皆さま、お盆休みはいかがですか?
ゆっくりしてます?楽しんでます?
あぁ?
疲れてる?
そんな腑抜けたあなたにぴったり、
素敵なニュースをMALISがお届けしましょう。
昨日飛び込んできたこのニュース
プレイボーイ・エンタープライズ社が、カナダのブロックチェーン会社を訴ったえたとのこと。
訴えられたのはグローバルブロックチェーンテクノロジーズ(GBT)社。
GBT社は3月に、プレイボーイ社のオンラインメディアで仮想通貨を使えるようにし、ウォレットを実装する契約を結んでいました。
しかし、プレイボーイ社によるとそれらは実現されず、さらに契約に書いてあった400万ドルの支払いもされなかったとのこと。怒ったプレイボーイ社が訴えたのですね。
一方、GBT社は、通常のビジネスでの行き違いであり訴訟するとは軽薄だ!と戦う姿勢を見せています。
ところで、
プレイボーイ社はブロックチェーンで何を実現したかったのでしょう?
説明するまでもないけど、プレイボーイといえばアダルト!今回は、そのコンテンツ視聴サイトで仮想通貨を流通させたかったんですね。ちょっと前に、仮想通貨でポルノが見れる!と話題になってましたからね。
そして使おうとしていたのが皆さまご存知(?)、VICE トークン。
VICEトークンとは風俗産業を対象としたトークン。
刺激的なサイトはこちら。
"Get Paid to Watch Porn" =ポルノを見て報酬を受け取ろう!をスローガンに掲げ、商標もとってます。
今年2月にICOを開始、550万ドル(約6億円)を調達しました。
ちなみに、トークン名はVice Industory =風俗産業からきています。
まんまですな。
PLAYBOYはこのVICEトークンを流通させ、ゆくゆくはほかの仮想通貨でも支払いを受け入れようとしてたのです。もしうまくいっていたら、ポルノ視聴で評価を書くとトークンが貰えるとかあったんですかね?まるでポルノ版ALIS?いや違うか。。
構想が気になります。
さてさて、
ちょっと調べたところ、アダルト産業と仮想通貨の相性はとても良いようす。
有名どころだと、同じくアダルト向けオンラインサイトのPornHubがVerge、ZenCash、TRONを受け入れています。
支払い方法多様化に匿名性確保と利用者にとってはいいことだらけですもんね。
こういった動向を見ていると思い出すのが、遠い昔にITサービス開発にかかわっていた時のこと。
その時、チームメンバーの共通認識になっていたのが、
「風俗産業と詐欺集団が使いだしたらそのサービスは本物」
もちろん、匿名だから使ってくれるとか色々条件はあるのですが、彼らはブランドとか企業規模とかあまり気にせず、まじで使えるものに飛びついてきます。
そして、こういった産業が黎明期のITサービス拡大を支えてくれた前例があるのは事実。健全化が進むのはサービスが軌道に乗り出してから。
もちろん詐欺はだめですし、風俗産業も健全化してきているとはいえ裏側には多くの悲劇(というか犯罪)があるので、大手をふって歓迎はしませんが。。
なので、今回のニュースはPLAYBOYが訴訟をおこすほどの産業にブロックチェーンがなっているとポジティブに捉えておきたいですね。今後も技術活用が進むにつれて、様々な産業からのニュースが飛び出てくるのだと思います。
そして、それこそがインフラとなるサービスの証拠なのでしょう。
というわけで、アダルト産業ニュースでした!
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