今週、ニューヨークは国連総会ウィーク!
各国のVIPが集まるため、国連のあるマンハッタンのイーストサイドは交通規制でてんわんや。
そんな中、サイドイベントとして「ブロックチェーンシンポジウム」が26日に開催されます。
このイベントは、国連機関であるUNOPSとオランダ政府(総領事館)により開催されるもの。
イベント前日である今朝(25日)、オランダ総領事館がネットワーキングイベントを開催しました。珍しく早起きして参加してきたので様子をシェアします。
そう、そもそもなぜオランダなのでしょうか?
実はオランダ政府は、国家レベルでのブロックチェーン活用を推し進めており、スタートアップへの支援も手厚い。産官学連携を促進するための「オランダブロックチェーン連合」も立ち上がっています。(以前の記事)
さらに、Blockchain Projectsを通じてブロックチェーン関連のパイロットプロジェクト検証、プロトタイプ、そしてサービス適用までのサイクルを支援しているのです。
UNOPSとも提携しています↓
この日はネットワーキングということで、スタートアップが数分のプレゼンテーションをしてQ&Aをしていくというスタイル。
Smilo、Unchain、Tykn、RSL、LTO、、(あと3つくらいありましたがプロジェクト名が聞き取れず)。
ID、サプライチェーン、あとはブロックチェーンのプラットフォームとなる技術などが多いよう。まだ技術選定も終わっていない状態から提携先が見つかっておりパイロットを進めているプロジェクトまで様々。
個人的に興味深かったのがTyknでしょうか。
パスポートや出生記録を持たない難民等を対象とした、ID証明のためのブロックチェーンサービス。
創業者自身が、湾岸戦争により出生記録が破壊されていた、そしてシリア難民キャンプでIDを持たないことの困難さに直面した経験をもっています。こういったストーリーと生々しい課題感に裏打ちされているからか、非常に臨場感のあるプレゼンでした。
あとで話していたところ、中東の国(たしかUAE)に売り込みに行った際には「馬の血統証明に使えないのか!?」というニーズもあったとか、、
馬主の皆様、どうでしょうか?
この日はNEMの北米ヘッドであるAlexの姿も。
というか、この方に会うためにきたんですけどね。温和でありながら非常にエネルギーのある方で、さすがコミュニティ形成のプロフェッショナルだなぁという印象です。
彼女と話したのは勿論「nemlog」、そして「ALIS」について。
両方、知りませんでした。
しばし、nemlogとALISについて説明したのち、メディアとは?トークンベースブログはどうあるべきか、NEMとALISなどで何かできないか、などなど話をさせていただきました。
明日もお会いするので、引き続き話をしてみたいと思っています。
ということで今日はニューヨークのブロックチェーンイベント前夜祭(朝だけど)の様子をお届けしました!
明日は一日イベントのためALISお休みです。
それでは皆様、ごきげんよう。
MALIS
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