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高校数学教師(宮城県)を退職し、全国のデモクラティックスクール、北欧デンマークの教育を学んだ後、仙台から教育革命をしている伊藤真結です。2020年4月からAKIU SCHOLĒ(アキウスコレー)という新しい学校🏫を仙台市秋保町に創っています。
全日制の学校に行っていても、通信制高校に行っていても、不登校でも、全ての中高生が、自分の選択で自分の人生を切り拓く力を育みます。
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5月22日(月)
今日は雲が多めの晴れ☀の仙台^^
最近出産した盟友へ会いに車を走らせた1日です。
出掛ける前にYouTubeで
このフレーズが目に飛び込んできて、
思わず再生ボタンをぽちり。
作家・岸田奈美さんが自身の家族について綴ったエッセーが原作のドラマについての動画でした。
岸田さんのご家族は
父は急逝、母は車椅子、弟はダウン症…。
世間一般に見れば
「家族の死」「不治の病」「障害」
この一つでもあれば、
「大変そう」だとか
人によっては「不幸な家族」なんて言葉もちらつくかもしれませんが
岸田さんのご家族には、そのすべてが起きています。
そんな岸田さんが語った、
「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」。
このフレーズ、初めて見た時から
強く記憶に残っています。
そして今回、岸田さんのエッセーが原作でドラマ化された作品のキャストには、
弟役で、ダウン症の当事者の俳優・吉田 葵さんが出られています。
動画の中では、そのご家族も想いを語られていて、
お母さんの涙に、私も思わず朝からもらい泣きしてしまいました。
お母さんが
「生まれた時は、こんなことが起こるなんて思わなかった。
驚いちゃって、最初はね。
こんな未来が待っているなんて。」
と涙ながらに話しています。
更に吉田さん本人も、
「ドラマに出て最初は心臓が止まる程だった。
ずっと望んでいたので。
ようやく、ここまで頑張ったので、
最後までやり遂げます。
岸本家が大好きだし、
絆とか一本の繋がりを大きくさせて
それを家族にしたいなって
見てる人に
幸せが届くように
心がけています」
って語るんですね。
ダウン症という「障がい」。
その「障がい」という言葉の意味も、深く考えさせられました。
障がい、
健常者と比較した時にそう表現される言葉です。
でもみんな同じ人間で
「不器用な人」が居たり「背の高い人・低い人」が居たりするのと同じように
それはひとつの「個性」というだけだということを
もっともっと、学校教育の中で、伝えていきたいな、
考えていきたいな、って思います。
岸田さんが、実の弟・良太さんのことについて、
こんな風に書いている部分があります。
助けられてばかりの良太だけど
良太だって、人を助けてる。
母は車いすに乗ってるから、
気軽にコンビニに行けない。
そのくせ、脈絡なくいきなりどん兵衛を所望する。
だから、おつかいに行ってくれる良太はヒーローだ。
さあ行け、良太。
行ったことのない場所へ、どんどん行け。
助けられた分だけ、助け返せ。
良太が歩いたその先に、
障がいのある人が生きやすい社会が、
きっとある。
知らんけど。
もっと、もっと、
みんなが躊躇なく助け合えて、
出来ないことや不器用さが歓迎される価値になるような
そんな社会にしていきたいな、
と朝から泣いた私でした。(笑)
ちなみに、友達とは約4時間、
ただただ、ただただ話通したのでした。
私は一度涙がこぼれると、話せなくなる性分なので、
涙はなんとかこらえつつ(笑)
出産を終えた彼女の色々な想いや葛藤を聞いて、
とても、胸が熱くなった時間でした。
いつか地球は太陽にのみこまれて、
宇宙は鉄に収斂していくみたいです。
それを考えると、
私たちの人生って、
人類の歴史って、
なんだろう、って感じです。
サグラダ・ファミリアも、
ピラミッドも金閣寺も、
iPhoneも、
なんだろう。
でもだからこそ、
深い意味なんてそこにないんだったら尚更、
今生きてる皆が、
優しい人が、優しいままで、
生まれてくる子どもたちが、
気持ち良く生きられる世界にしていきたいです。
ではでは、
今日も読んで下さって
ありがとうございました。_(._.)_✨