新しく創りたい学校(仮)の話をするときに
無意識にたくさん使う言葉があって、
1つは“時間”で、
もう1つが、
“人生(時間)選択”
でした。
この世に生きる人が、
自分の人生を生きるとは、
自分の選択で生きるということで、
誰かに言われたからとか
常識的にそうだからとか
ではなく、
自分以外の何かに依存していない生き方であると考えています。
これは、人ならば何歳でも言えることで、
何歳でも自分の人生を生きる権利は与えられています。
何歳の人にとっても、この問いを大切にしてほしい。
「あなたは今、自分で選んでそこにいますか?」
そして、その答えがイエスであれば、
誰が敷いたレールの上でもない、
自分の人生を歩めているのだと思います。
そして、
高校卒業後から自分の選択がやっと始まるような日本では、遅いんです。
言われたことを言われた通りに、
18歳まで慣れてきてしまった子どもたちには、
自分の心が見えなくなっている子も少なくない。
それなのに、社会に溢れるのは
あなたのしたいことは?
あなたはどう思うの?
あなたらしく
周りに流されないで
子どもたちにとって、
こんな悲劇はないんじゃないかと思う。
だから、
この世に生まれたその日から、
その子の人生は始まっているということを、
私たち大人はよく理解していなければいけない。
子どもたちの人生は、
子どもたちのもので、
私の人生も、あなたの人生も、
誰のものでもない、自分のもの。
子どもたちが、誰かに合格をもらわなくても、
自分のことを信じて生きていく力を
つけられるように。
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2019.6.3.
改めて過去のブログを読んで、
思いは一貫していることに気付かされる。
色々目移りしそうになりながら、
大切にしたいこと。
誰しも、自分の人生を、
自由に生きて良いということ。
幸せに生きて良いということ。
その為のセットアップをするのが、
子ども時代。
だから、教育って、大切なんだと思う。
蜷川さんの写真。