1月17日(日)
思い内にあれば色外に現る
SCHOLĒ通信42号 R3.1.17.Sun.
昨日と今日、今年から名前が変わった大学共通テストがありました。
コロナ禍で、思うようにいかないことも多かった1年でした。
これは、全ての人に言えますが、
特に今年の高校3年生にとっては、
高校生活の集大成となるインターハイや甲子園、行事が無くなったり、
高校生活が休校により短くなったりと、
複雑な思いで過ごした日々だったと思います。
そんな中での、しかも今年から新しくなった、
共通テストです。
今年の高校3年生は、とことん、試練の1年だなと感じます。
「どうして自分がこんな目に遭うんだ・・・」と
不安の多い1年だったと思いますが、
この“大きなストレス”は、味方につけることが可能です。
元プロ野球選手のイチローさんは、こんなことを言っていました。
「どうしたらいい?が活力です。自信満々より、不安の方がずっといいんです。」
イチローさんは、あれだけすごい結果を出し続けてきましたが、
この言葉の通り、決して自信満々にならず、
色んな試練や不安を味方につけて、
自分を成長させ続けてきたんだと思います。
不安や悔しさは、やる気の源になります。そして、悲しみは、優しさの源になり、
痛みは、健康の源です。
今年、自分にのしかかった沢山の「ストレス」は、
味方につけることができます。
これはこの先、受験がどんな結果でも、
就活がどんな結果でも、そのストレスが、
何の源になるのかを知って、
「どうしたらいい?」というチャレンジや成長に変えていって欲しいです。
人は、ストレスがあるから、成長できるんです。