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高校数学教師(宮城県)を退職し、全国のデモクラティックスクール、北欧デンマークの教育を学んだ後、仙台から教育革命をしている伊藤真結です。2020年4月からAKIU SCHOLĒ(アキウスコレー)という新しい学校🏫を仙台市秋保町に創っています。
全日制の学校に行っていても、通信制高校に行っていても、不登校でも、全ての中高生が、自分の選択で自分の人生を切り拓く力を育みます。
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9月24日(日)
思い内にあれば色外に現る
SCHOLĒ通信181号 R5.9.24.Sun.
そろそろ、やっと季節が巡ってきたかな、
と感じる急にひんやりした今日この頃です。
9月最後の今日は、
「微力」と「無力」の話をしようと思います。
昨日、オルタナティブスクールの開校日で、
みんなと対話していたら、
「社会で起こっている色んな問題に対して、
問題だと思っても、
結局私にはどうすることも出来ない」
なんて言葉が出てきました。
たしかに、地球温暖化のこととか、
日本の未来のこととか、
貧困のこととか…
世界には、
解決しないといけない問題が沢山あります。
なんとかしないといけないのは頭では分かるけど、
そんな大きな問題を前にして、
「無力感」を抱くことは、
10代という若い世代に限らず、
大人だってそうだと思います。
自分が動いたところで…
という気持ちは、
大きすぎる問題を前にした時、
きっと多くの人が抱くものです。
今、「無力感」って書きましたが、
「無力感」を抱くことは、
「無力である」こととは違います。
問題の規模が大きくなればなるほど、
そこに対して一人でできることなんて、
確かに、「微力」ではあります。
でも、「無力」ではないです。
無力感に支配されて、
自分を「無力」だと思ってしまえば、
一番大切な一人一人の「微力」すら、
なくなってしまいます。
「微力」がなければ、
社会は変わっていきません。
一人にできることは「微力」だけど、
「無力」ではないです。
9月も、おつかれさまでした^^