9月04日(土)
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高校数学教師(宮城県)を退職し、全国のデモクラティックスクール、北欧デンマークの教育を学んだ後、仙台から教育革命をしている伊藤真結です。
個別の授業対応なども行っている公式ホームページはこちら≪ Mayu Academia ≫
2020年4月からAKIU SCHOLĒ(アキウスコレー)という
新しい学校🏫を仙台市秋保町に創っています。全日制の学校に行っていても、通信制高校に行っていても、不登校でも。
全ての中高生が、自分の選択で自分の人生を切り拓く力を育みます。
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【社会起業家育成プログラムTOHOKU SOCIAL INNOVATION Acceleratorプログラム2019】
「共感賞受賞」最終プレゼン動画:https://www.youtube.com/watch?v=ieW27hLim5c
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今日は朝から、
バケツリレーで何回もバケツひっくり返しちゃう人の真下に居るような、
ザパーと降っては止んで、降っては止んで、
の雨のスタートです。
外も暗くて、
朝なのに電気をつけました。
宮城県が舞台になっている
「おかえりモネ」
の1週間ダイジェストを観て、
朝から号泣です。
▽
宮城県が舞台になっているというだけで、
私は気仙沼にも登米にもゆかりはないのですが、
ものすごい親近感です。
とは言え、
テレビを全く観ない私なので、
毎日欠かさず観ているというわけではなくて、
AKIU SCHOLĒの朝に実家のテレビでついているモネを母と一緒に観るくらい、
だったのですが、
ちょっと今日は、
自分でテレビをつけて観ようと思ったのです。
作中に出てくる「りょーちん」のような、
そして「りょーちんのお父さん」のような、
震災で大切な人を亡くしたという現実は確かにあって、
でも、
「菅波先生」の言うように、
その人たちの深く大きな悲しみは、
分かろうとしても、分かりたいと思っても、
全部を分かることは出来ないです。
▽
石巻の学校で働いた4年間は、
だから私にとって、
本当に大きな4年間でした。
悲しみを抱えながらも、
たくましく生きる姿がそこにはあって、
笑顔がそこにはありました。
震災で、
「行かないで」と言うお母さんの手を放して、
「自分の命を選んだ」
という、
菅原さんのお話も、
その悲しみは、想像の範疇にありません。
「りょーちん」が、
“話すことも地獄”
“話さないことも地獄”
と言っていたこともまた、
その通りなのだと思います。
菅原さんが、ダボスや追悼式で、
お母さんのことをこれだけリアルに語ることが、
どれだけのことなのか、
胸が苦しくなります。
▽
モネを観た後、
母とLINEをしました。
世の中の悲しいこと、全部吹っ飛ばしたいです。
でも、
悲しいことが無ければ、
きっと優しさも生まれないのが、
人間という動物なのだとも思います。
自然災害が、人間の力ではコントロールできないこともまた、
喜びも悲しみも含めて、それでひとつ、
それが世界ということなんだろうと思います。
そして人間は愚かな動物だから、
だから人為的な悲しみは繰り返されるし、
でも、人為的な悲しみだけは、
人が愚かだから「仕方ない」「どうせムリ」
ではなくて、ちゃんと向き合って、
無くしていきたいです。
ということで、
今日も、
読んで下さって、ありがとうございました。<(_ _)>✨