報道で「GmailやHotmailのパスワード数十億件がネットに流出」と報じ、これがTwitterでトレンド入りするほど話題となり、自分のアドレスが大丈夫か心配になった。結果は、ロシアの通信社スプートニクのミスリードだったが、個人情報をGoogleに集約することに危険を感じた。
また、自分のメールアドレスが実際に情報漏えいしているのか心配になってノートンのサイトで調査してみたら一番古いGmailアドレスのIDとパスワードの情報がダークウェブに流出していた。現在は捨てのアドレスになっているので、問題ないがすぐにパスワードを変更した。一定期間経過したらアドレス自体を削除しないといけない。
そこで、ネット銀行や証券会社などの金銭に関わるアドレスをGoogleから変更することにした。無料でセキュリティの高いメールはないか調べたのだが、TutanotaとProtonmailの2つを比較して、使いやすそうなProtonmailを選択した。
日本EMDR学会ではTutanotaの使用を推奨している。
実際に使ってみたのだが、動作自体は問題ないが、セキュリティ重視の仕様のためか少し重く感じた。html形式で送信されたメールの画像は原則表示されないので都度クリックしている。細かいセキュリティの説明は以下を参照されたい。
ProtonMail(プロトンメール)とは、スイス製の暗号化メールサービスです。
ProtonMailは欧州原子核研究機構(CERN)の元研究者らが、オンライン上での市民の自由を保護するために開発した、セキュリティとプライバシーのための電子メールサービスです。
ProtonMailで扱われるデータはクラウドに送られることが一切なく、データセンターは核攻撃にも耐えられる、地下1000mにあります。
また複数のパスワード層を備えた、完全に暗号化されたハードディスクを使用しているため、ハードウェアが押収されたとしてもデータセキュリティは維持されるとしています。
これだけ、セキュリティに気をつけて貰えれば大丈夫だろう。
<この項、了>