おはようございます~!!みはちです。
「かけだしイラストレーター、NFT始めてみた!」Day5の記事になります。
前回の記事では、私の悲しい気持ちをそのまま記事にしてしまいました。。今回の記事からまた、絵を描いたり、NFTを出品したりする様子を中心に、楽しく駆け出しイラストレーターライフの様子をお伝えしていきます!
今回は、最近息抜きで動物の絵を描き始めて、そのイラストたちの一部を「Fluffy Angels」というコレクション名でNFT化した様子、そのイラストを発行したPolygonという技術について、お話していきます。
先ほどもちらりと書きましたが、「Fluffy Angels」というのは私が新しく作成したコレクションです。
コレクションというのは、NFTの発行や売買を行うマーケットプレイスで、登録したNFTを分類した「NFT集」のような感じです。
Fluffy Angelsってどういう意味なんでしょうか。私がつけた名前なので、私が聞くのもおかしな話なんですが・・・。
ワンちゃんとネコちゃんを集めたコレクション名で可愛いのあるかな…と考えていた際、「ふわふわな天使たち」というフレーズが思い浮かびました。
日本語をNFTのコレクション名にしている人はあまりいないので、DeepL先生に翻訳してもらい、出てきた「Fluffy Angels」というフレーズをコレクション名にしています。
意味わかってもらえるかな・・・。
なんで女の子の絵ばかり描いていた私がワンちゃんやネコちゃんの絵もちまちま描いているかというと、、息抜きになるからです。
女の子のイラストって、構図考えて、ラフ描いて、線画描いて、色塗りして、背景描いて、加工して・・・と、すごく時間がかかるんです。。
気合い入れないと描けないので、なんかカフェにいるときとか、お酒飲んで細かいイラスト作業は無理な時とか、「ふんふん♪」と気軽に描くことができるイラストないかな。
そんなことを考えて描き始めたのが、ワンちゃんとネコちゃんのイラストなわけです。
ちなみに、私は実家でネコちゃんとワンちゃんを飼っていました。だから、モフモフでコロコロした生き物が大好きなんです…。
ちまちま描いたイラストですが、嬉しいことに何枚かお迎えいただいています。
趣味で描いてるイラストだから、売れなくてもコレクション上に置いてあるだけで可愛いからいいか・・・とか思っていましたが、やはり欲しいと思っていただけて、実際に購入していただけると嬉しいですね。
もっとモフモフ、コロコロなワンネコズを可愛く描けるように頑張ります!
ここからは、Fluffy Angelsを発行している「Polygon」という技術(プラットフォーム)について書いていきます。
現在、NFTを発行するブロックチェーンとして最も採用されているのはイーサリアムです。
イーサリアムがNFT取引のスタンダードになっているのは、イーサリアムが大きなトラブルなく動き続けている「技術的信頼」を得ていることもあるとは思いますが、NFTが出始めた頃にヒットしたサービスのほとんどがイーサリアム上で稼働していたから!ということもあると思います。
簡単に言うと、NFTの歴史の大半はイーサリアムに支えられており、新しくサービスを作る際にも、とりあえずイーサリアム上で構築しておけばいいか~(ユーザーからの信頼得られるし、他サービスとのスムーズな連携が可能になるし)ということです。
ただ、イーサリアムにはいくつか問題点が指摘されています。
最も大きなものは、「あまりにも多くのサービスがイーサリアム上で稼働するようになったため、手数料が高騰している」というものだと思います。
私もOpenseaやFoundationでNFTを発行してから、購入していただいた方の手元(ウォレット)に送り届けるまで、一枚当たり5,000円~8,000円くらいの手数料をトータルで払っている気がします。
そこで、取引手数料の問題等を解決する手段として、いくつかのアプローチが提案されています。
今日は、代表的なものを二つ、ご紹介します。
・・・と、ここで!!「急になんかそれっぽいこと言いだした小娘が」と思われたあなた。
そうなんです。私に「NFTやってみたら~?」と声をかけてくれた、NFTやブロックチェーンに詳しい方のお力を借りて、この章は書かせていただいています。
私も必死に勉強しているので少しは理解しているのですが(本当です…)、全文私が書いてしまうと意味不明な文章になってしまうと思い、一部(!)力を借してもらっています。
①Layer1 の技術
レイヤー1 と聞くとなんだか難しそうですが、要は「NFTを流通させることが可能な、イーサリアム以外のブロックチェーン」を指します。
先ほどもお話ししましたが、イーサリアムのブロックチェーン上ではあらゆるNFTがやり取りされ、更にNFT以外の取引(イーサリアム上を流れるネイティブコインであるイーサのやり取りや、DappやDeFiといった分散型サービス)も盛んに行われています。
そこで、何かに特化した専用のブロックチェーンを使って、そこでNFTの発行や取引を行ってもらおう、という考えがあるわけです。
例えば、あるマーケットプレイスが「アートNFT専用のブロックチェーン」を開発してそこでやり取りしてもらえれば、ブロックチェーン上のやり取りが減り、手数料も大きく下がるわけです。
②Layer2 の技術
レイヤー2とは、「すでに存在するブロックチェーン上で行われる処理の一部を代わりに実行し、イーサリアム上での取引量を減らすことで手数料低減や処理速度向上を目指す」技術です。
チャイルドチェーンやサイドチェーンと呼ばれるいくつかの手法が存在し、NFTの移動や交換といった簡単な取引を代わりに引き受けたり、独自のコインを発行して、それをイーサリアムと相互に連携させることで動いてたりします。
ゼロからインフラを構築することになるLayer1開発と比べ、既存のブロックチェーンをもとに機能の充実化を効率的に実施することが出来ます。
・・・と、長々と説明してしまいましたが。。
ようやく話が私のNFT活動に戻ってまいりました。
今回、Fluffy Angelsに出品した作品は、全てPolygon上に出品しました。(Polygonは上の二つで言うと、Layer2に分類されます。)
これにより、取引にかかる手数料を低減することができるのです。
「じゃあ全部Polygonでいいじゃん」となるかもしれませんが、Polygon上に保有しているNFTをイーサリアム上に移す際には、「ブリッジ」と呼ばれる作業が必要であり、ここでも手数料が発生します。
もし「イーサリアムにしか対応していないマーケットプレイスやメタバースサービス等で、購入したNFTを利用したい!」と思ってもらえた際、購入いただいた方にブリッジの手間や手数料をお願いすることになってしまいます。
そのため私は、女の子のイラストのような時間をかけて作成した一点物の作品に関してはイーサリアム上で発行し、Fluffy Angelsのような気軽にフンフン描いたものはPolygon上で発行しようと思っています。
なんだか今日は、固いというかNFTに関する技術的なお話が多くなってしまいました。。
NFTが複製できないと言われている理由や、なんでイーサリアム上で取引すると手数料が高くてPolygon上だと安いのか、みたいなことを理解するのは、背景にあるブロックチェーン技術を知らないとなかなか難しいみたいです…。
私も最初は(いまだにですが)「NFTってなんだ??」という状態だったので、どうやって動いてるんだろうとか、これからNFTはどう変わっていくんだろうみたいなことを少しでも人に話せるように、ちょこちょこ勉強していきたいなあ~と思います!
今日のところはこんなところで。
ではでは~!!