4歳の時
幼稚園に入学する為
母親と一緒に面接に行って来た。
ウフフ♪(。-艸・。)
そして一週間後
なんと!入園合格に通知が届き
ピカピカの幼稚園児になれた!
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
その知らせを受けた父親と母親は
2人で大喜びしてくれて
その夜ケーキを買って来てくれた。
しかし俺は
幼稚園に合格した事より
ケーキの方が全然嬉しくて
全部1人占めしたくなる。
この日の夕飯の時俺は
父親の膝の上に乗り
お腹いっぱいになるまで
ケーキを食べさせてもらった!
夕飯代わりに
ケーキをたくさん食べさせてもらい
超ご満悦状態で眠くなってしまって
そのまま膝の上で寝てしまった。
その後母親と父親は
超機嫌のままずっと晩酌してて
深夜まで飲んでたようだ。
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翌日突然母親が
お婆ちゃんがお祝いに来くると
俺に伝えてくれた。
(*´-∀-)フフフッ
俺は
お婆ちゃんが大好きなので
来てくれる事が凄く嬉しくなり
ワクワクが止まらなくなった。
しばらく待ってると母親が
「新松戸で待ち合わせしたから
お婆ちゃん迎えに行こう」
そう言われて向かう事になる。
このころ住んでた三郷団地は
まだ新三郷なんて駅が無く
車で10分かけ三郷駅に向かい
そこから乗らなとダメだった。
そして武蔵野線に乗るのだけど
武蔵野線が30分にに1本しかなく
そのタイミングを逃すと
30分待たないとならない。
その後我々は
運良くほとんど待たずに乗れて
待ち合わせの新松戸に向かった。
( ´ー`)フゥー...
今の武蔵野線は
東京駅まで伸びてるけど
この頃の武蔵野線は
新松戸が終着駅だった。
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そして新松戸に到着して
少し待ってると
お婆ちゃんが来てくれて
凄く嬉しくなってしまった。
この時おばあちゃんは
「いろはかるた」という物を
プレゼントしてくれた!
ヾ(*´∀`*)ノ
この時俺は
「いろはかるた」を初めて見て
これで一体どうやって遊ぶのか
全然解らなかった。
でもおばあちゃんが
家に到着したらこのかるたで
一緒に遊んでくれると言うから
楽しみに待つ事にする。
その後家に到着し俺は
早速いろはかるたを広げ
カードに書かれた文字を
色々読んでみた。
しかし言葉の意味が不明だし
何をどうやって遊ぶのか解らず
チンプンカンプンで見てた。
ワカラン(*´゚д゚`*)
しばらくすると
母親とお婆ちゃんの休憩が終わり
やっといろはかるたで
遊んでくれる事になった!
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かるたを始める前
お婆ちゃんが俺に
ルール説明してくれた。
読み札のと絵札の2種類があり
読み札で最初に読まれる1文字が
絵札に書かれてるので探して取る
そう説明してくれた。
そして母親と父親も入れて
4人でかるたを始める事になり
お婆ちゃんが読み札を
読んでんでくれる事になった。
最初の内は
やり方が全然解らなかったけど
みんなで俺を練習させてくれて
だいぶルールが解ってきた。
しかしお婆ちゃんは
読み札を読みながら
絵札を取っているのに
俺より全然早く取れる。
それがとても悔しくて
「僕にも取らせて!」と
駄々をこねてしまった。
(*`ェ´*)プンプン
すると次からお婆ちゃんは
絵札と見つけたら
俺に位置を教えてくれて
優先的に取らせてくれた!
*゚。+(n´v`n)+。゚* ワーィ♪
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しばらくすると俺は
かるたが飽きてしまい
それより読み札に書かれてる
言葉の意味を知りたくなった。
そこでお婆ちゃんに意味を聞くと
俺にも解るように説明してくれて
何だかその意味が面白い光景に感じ
人間の行動の不思議さを知った。
でもそんな事が現実にあるのか
疑問に思った俺は
現実に起こる事に例えてもらい
読み札の事が真実だと解った!
ヒィィッ!!∑(;Д;ノ)ノ
しかし読み札に書かれた事を
まだ経験した事ない俺は
「いつか経験する事なの?」
そうお婆ちゃんに聞いてみた。
するとお婆ちゃんは
「もう経験してるけど
気っと気が付いてないだけだよ」
そう言われて考え込んでしまう。
それを横で聞いてた父親が
「大人になって社会に出れば
毎日味わう悪夢だよ」
そう俺に教えてくれた。
このとき人生経験が全然ない俺は
「読み札に書かれた事って
嫌な思いをする事なんだ」と思い
書かれてる事の奥深さを知った。
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ