7歳の時
世界地図のパズルを買ってもらい
各国を組み立てて場所を覚え
毎日飽きるまで遊んでた。
そんな中
日本の近くにあるとある場所に
名前が書いてない島があり
真っ白な謎の国があった。
その場所は
北方領土の左側のにある
「サハリン」という場所で
どこの国にも属してなかった。
この事をお祖母ちゃんに聞くと
このサハリンの南側には
当時日本人が住んでたけど
戦後日本が破棄した島だと言う。
サハリンの北側半分は
ソビエトの国だと言うけど
南側半分が日本でもロシアでもなく
どこの国も管理してないらしい。
( *゚Д゚))フムフム
この事を知った俺は
こんな奇妙な場所があるなんて
とても不思議でならず
ここに財宝があるんだと感じた。
(ФωФ)フフフ・・・
でもお祖母ちゃんが言うには
何にもない寒い所で
氷と草原が広がった
ただの広い場所だと言ってた。
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サハリンの事を聞いた俺は
真っ先にこの場所で
ウルトラマンが怪獣と戦えば
ビルが壊れなくて済むと思った。
そんな事を思ってたら
昔おばあちゃんが住んでた
満州という元日本の土地の場所を
俺に教えてくれた。
( *゚ェ゚))フムフム
その場所は
北朝鮮の上に位置した所にあり
今の中国の右側にあったらしく
ここに昔住んでたと言う。
どうやらおばあちゃんは
戦後ここから日本に逃げてきて
九州の田舎で畑をたがやし
暮らしてたと言う。
しかし俺は
満州と言われてもどんな国か解らず
お祖母ちゃんに詳しく聞いても
言い難いせいか教えてくれない。
でもお祖母ちゃんに会うたび
何度もしつこく聞いてみると
少しだけ暮らしを教えてくれて
どんな国か大体わかった。
その暮らしぶりは
中国を占領しそこにいた中国人を
奴隷として扱い相当ひどい事をして
強制労働させてたらしい。
ヒィー(゚ロ゚ノ)ノ
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この事を聞いた俺は
お祖母ちゃんが教えてくれなかった
気持ちが理解できてそれ以上聞かず
他の質問をしてみた。
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ
その質問は
ソビエト連邦の右側3分の2に
何も都市や町や村の名前が無く
それが何でか聞いてみた。
現在の地図は
右側3分の2の地域にも
シベリア鉄道の駅が多数表示され
村や町もたくさんある事が解かる。
しかし当時の地図には
本当にな~んにも書いてなくて
パズルのピースが緑だから
自然が生い茂る場所と思ってた。
でもばあちゃんが言うには
「この土地が寒すぎて人が住めず
海も凍って船での輸送も出来ず
全く開拓できないの」と言ってた。
この話をされた俺は
「ソビエトって1番大きいから
1番強い国だと思ってたけど
ただ広いだけか」と感じた。
(´・д・`)ショボーン
しかしシベリア鉄道は
奴隷にされた日本人が作った物で
そこから帰国した人ならば当時は
何が存在したのか知ってるらしい。