9歳の時の夏休みの宿題に
朝のラジオ体操に参加する課題があり
休み中に決められた回数参加しないと
宿題を忘れた事になってしまう
しかしラジオ体操をするグランドに
ラジオを持ってくる担当のお兄さんが
よく遅刻をしてしまいラジオ体操の
第2からやる日が結構あった
ラジオ体操第2は第1より少し難しく
リズムに合わせて踊るセンスが無いと
なかなか動きと音楽を合わせられず
ダンスセンスが無い俺は苦手だった
そんなある日お兄さんが
とうとう第2が終る頃にようやく来て
この遅刻のせいで我々は久しぶりに
ラジオ体操第3からする羽目になる
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ
ラジオ体操は以前体育の授業で
第3までさんざんやらされた事があり
一応皆覚えているけどとても難しく
苦手な子がたくさんいた
なので体操が始まるとみんな
動きがバラバラで形もへんてこで
自分なりで解釈した動きになり
全員自己流の体操になってる
アタフタヽ(Д´; )ノ≡ヽ( ;`Д)ノアタフタ
こんな体操なら俺としてはお兄さんが
遅刻したらカセットテープに録音した
ラジオ体操第1を流してくれた方が
全然良い気がしてならなかった
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夏休みのラジオ体操の参加は
決められた回数参加すれば良いのに
父親が俺と弟のヨッチを連れてくから
毎年全ての日数を参加してた
しかし朝が弱い俺はいつも起きれず
父親にせかされてやっと支度して
徒歩5分の距離のグランドまで
走って行く羽目になってた
ヒィー(゚ロ゚ノ)ノ
俺とヨッチはこれでも全然平気だけど
父親は走るとラジオ体操をする前に
疲れきってこの後仕事行く事が
とても憂鬱になってたらしい
そして時間前に何とか到着しても
ラジオを持ってくるお兄さんが遅刻し
何の為に走って来たのか解らなくなり
父親が更にぐったりしてしまってた
この愚痴を聞いて俺は父親に「なら
寝起きが悪い俺をおいて先に行けば
グランドまで走らなくて済むよ」
そう言うと父親に怒られた
それは「お前を置いていくと絶対
参加しないでさぼるだろ!」と言われ
俺は自分でも絶対そうすると感じ
さぼれない事が残念になる
(´・д・`)ショボーン
すると6歳のヨッチが生意気に
「お兄ちゃんは僕が連れてくから
お父さん先に行ってて良いよ」と言い
それは兄として恥ずかしいから断った
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ある日父親にラジオ体操は何番まで
存在するか不思議に思い聞いてみると
父親が「第三までしか無いはず」
そう答えてくれた
でも母親が「第4まであるらしいよ」
そう答えてくれたからどんな体操か
母親に聞いてみると「見た事なくて
よく解らない」と言われてしまった
|ω・`)ショボーン
この事を聞いて俺はこの謎に包まれた
ラジオ体操第4が知りたくて夏休みの
プール参加が終わった後クラスの子に
どんな物か聞いて回ってみる
しかしラジオ体操第4は誰も知らず
母親の勘違いな気がしてきて
念のため先生にも第4の存在を
確認してみる事にした
すると先生が「一応学校の教材で
第4のやり方の本が配られたけど
難しすぎて無理なだよ」と言われ
本当に第4があった事に驚いた!
このとき俺が第4の事を話したから
数人の子達も興味を持って先生の所に
一緒についてきたからみんなで驚き
「難しくてもやってみたい!」となる
なので先生が第4の本を出してきて
中の体操の絵を見たらもうこの時点で
不可能な動きが描かれてて我々は
「こりゃ絶対無理だ」と諦めた
ヒィィッ!!∑(;Д;ノ)ノ