19歳の時
バイトでためたお金で
「Vツインマグナ」と言うバイクを
新車で購入した。
購入前から俺は
バイクの改造プランを立てていて
お金がたまり次第
改造しようと計画してた。
その改造プランとは
全長を30㎝伸ばし
タイヤを覆い隠す雨除けを付け
車体色をミラーシルバーにする。
こんなバカげた改造なんて
絶対車検なんて通らないから
車検が無い250㏄バイクを選んだ。
(*´▽`*)
しかし
バイクを買ったばかりでお金が無く
何も改造しないまま
1年位乗る事になった。
このバイクは
アメリカンバイクだけど
ノーマルエンジンのまま
最高性能まで調整してもらった。
なので乗り味が
アメリカンバイクらしくなく
最高速重視の変なバイクになる。
(´∀`*)ウフフッ
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俺は
ノーマルのままで1年間乗り続け
やっと改造資金が溜まった。
そして
俺が考えた無茶な改造をしてくれる
お店を探してみた。
(ФωФ)フフフ・・・
すると
「ホワイトハウス」と言う
バイク工場が雑誌に載っていて
ここの改造バイクも全長が伸びてた。
俺は
このバイク屋ならやってくれると思い
早速電話してみる。
すると
とりあえずバイクを見てみるので
持ってきてくれと言われた。
(*^▽^*)
なので
早速バイクを持ってい行き
俺の改造バイク構想を
店員に熱く語ってしまった。
そしたら
ミラーシルバーの外装は
「太陽光が凄く反射して
迷惑だからダメ!」と断られた。
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更に
「全長も30㎝も伸ばすと
絶対曲がれないからダメ!」と
これも断られてしまった。
でも最後のタイヤを覆いつくす
雨除けのインディアンフェンダーは
「これならつけてあげるよ」と
ようやく了解してくれた。
でも俺は
全長を伸ばす事が諦めきれず
何とか伸ばしてくれないかと
しつこくお願いしてみた。
すると
「なら10㎝だけなら良いよ」
そう言ってくれて
少しだけ全長を伸ばす事が出来た!
ついでにガソリンタンクも
大容量の物に変えてもらう事にして
全部オーダーメイドで作る事になる。
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
色は
ミラーシルバーを頑固に断られたから
仕方なくお店が提案してきた
ホワイトにする事となった。
決定した改造箇所は
「雨除け」「ガソリンタンク」
「全長延ばし」「車体カラー」の
4か所改造する事になる。
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改造で1番難しかった所は
全長を伸ばす箇所の
本体と後輪を繋ぐ骨組伸ばしだった。
ε-(・д・`;)フゥ…
これの名前は
「スイングアーム」と言い
バイクのフレームの一部。
これを改造するのは
1番危険な事だったけど
ありがたい事にホワイトハウスは
何とか伸ばしてくれた。
次に難しかったのは
タイヤを覆い隠す雨除けの
「インディアンフェンダー」
ヒィィッ!!∑(;Д;ノ)ノ
これは
全長を伸ばしたバイクサイズに
合う物なんてないから
完全手作りになった。
そしてガソリンタンクは
ハーレーの物をそのまま使った為
特に問題なく取り付けてくれた。
車体色の白は
少し青みが買った白にしてくれて
太陽光でカッコよく光る色になる。
ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
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そして1月後
ようやくバイクの改造手術が終わり
魔改造バイクが爆誕した!
Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
そのバイクを見て俺は
もう感動してしまい
そのまま首都高に乗って
湾岸線を走り続けてしまった!
そして気が付いた事があった
なんとこのバイクは
80㎞以上で曲がると
後輪が外側にすべる!
でも俺は
そんな事気にせず100㎞以上出して
レインボーブリッジの螺旋カーブを
曲がり続けて行った。
この時バランスが崩れず
特に恐怖も無かったけど
もしバランスを少しでも崩してたら
東京湾に吹っ飛んでたかも。
俺は
そんな事が脳裏に浮かび
これ以降怖くなり
80㎞以上でカーブを曲がれなくなった。
そしてある日
友達とツーリングに出かける事になる。
ウフフ♪(。-艸・。)
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ツーリングに出かけた先は
深夜の横浜まで行き
一晩で帰ってくるコース。
(((o(*゚▽゚*)o)))
そして
深夜に横浜公園に向かい
1時間位で無事に到着できる。
( ´Д`)=3 フゥ
しかし帰りの高速道路の
パーキングエリアで
エンジンがかからなくなり
必死に原因追究する事になった!
すると
ガソリンタンクのふたが
完全密封され真空になってしまい
ガソリンが流れてくれなかった。
そして俺は
「確かタンクがハーレー用だった」
この事に気が付きハーレーバイクに
乗り続ける面倒くささが理解できた。
この後俺は
ガソリンタンクのフタを半分開けて
カソリンの匂いをまき散らし
大迷惑かけて家に帰って行く。
そして家に到着して
タンクのフタを見たら
本来あるはずの空気穴が塞がってて
そこをドリルで開けて修理した。