5歳の時
三郷団地にある幼稚園の
「天使幼稚園」に通ってた。
この幼稚園は
遊び以外にも勉強の時間があった。
勉強内容は
歴史上の人物の話や
絵本の朗読や
英語の勉強だった。
歴史の勉強は
絵が描いてある本を園児に見せて
先生が説明をしていく。
俺は
歴史上の人物の事に興味が無く
いつも眠くてウトウトしてしまった。
((´-ω-`))ウトウト…
でも
この歴史上の人物の勉強は
先生に耳にタコができる位聞かされ
強制的に覚えさせられる。
特に何度も勉強させられたのは
「一休さん」「ファーブル昆虫記」
この2人の事をしつこく語られた。
ε-(・д・`;)フゥ…
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俺が楽しかった勉強は
絵本の朗読だった。
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
幼稚園の先生は
俺の母親が読んでくれない絵本を
たくさん読んでくれたので
全部の本が新鮮だった。
読んでくれた絵本は
「桃太郎」「一寸法師」「大きなカブ」等
それ以外にも全然有名でない絵本も
たくさん読んでくれた。
有名じゃない物で
俺が凄くワクワクした本は
「3匹のヤギ」と「バービーの隠れ家」
この2つの絵本だった。
この2冊の本は
絵本を読んでくれてる時
完全にその世界に入り込んでしまい
妄想が暴走してしまう程。
定番の絵本は
お婆ちゃんがよく読んでくれてたので
正直聞き飽きてたのだった。
ヽ(゚`Д´゚)ノツマラン
そんな中
全く知らない本を読んでくれると
凄く新鮮で楽しい気分になれた。
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英語の授業は
なんと外人の先生が来てくれて
我々園児に教えてくれた。
英語を教える外人の先生は
何故か夫婦で来てて
2人で教える方法を取っていた。
しかも
英語を教えてくれるくせに
フランス人夫婦が来てる。
この事は
外人の先生に直接きいてみたら
そう答えていた。
(*´-∀-)フフフッ
勉強方法は
A3の画用紙に絵が描いてあり
その絵にかいてある物を
英語で発音して行く方法だった。
英語の授業では
文法の勉強をする事が無く
物の英語読みの勉強だけ。
( ´ー`)フゥー...
俺は
この英語の勉強も好きじゃ無く
全然面白くなくて
仕方なくやっていた。
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俺は
母親に幼稚園での勉強が
あまり面白くなくて
母親によくつまらないと愚痴ってた。
俺が幼稚園で1番楽しかったのは
ブロックでロボットを作る事だった。
ヾ(*´∀`*)ノ
あるとき俺は
幼稚園での勉強が嫌で
行きたくないと駄々をこねてしまった。
でも母親は
強制的に幼稚園に連れて行こうとし
それが嫌で更に駄々をこねた。
そしたら母親が
俺にの駄々こねの相手に疲れたのか
「なら今日だけ幼稚園お休みね」
そう言ってくれた!
その言葉に俺は
凄く嬉しくなってしまい
家の中を走り回って喜んだ!
そんな姿を見た母親は
「なら今日は
お母さんとお出かけでもしよう」
そう言ってくれたのだった。
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母親に俺は
「どこいくの!」と聞いてみた。
その返答に母親は
「柏に行こう」と言ってきた。
ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
俺は
「柏に行くという事は
そごう店にお買い物か」
そう直感した。
「そごう」には
何度か行った事があり
ここの屋上にある遊園地で
よく遊ばせてもらってた。
俺は
そごうに行ける事が嬉しくて
ワクワクし始めてしまい
急いで支度した。
そして俺は
母親に移動中のバスの中で
「遊園地に行くんでしょ!」
そう聞いてみた。
そしたら
「今日行く所は
回るレストランよ」と言ってきた。
( 「'д')ソコドコ?
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柏のそごうには
確かに回ってる円盤があるのが見え
毎回行く度なんとなく気になってた。
俺は
「もしかしたらあそこに行くのかな?」
そう感じた。
でも俺にとってあの円盤の中は
ショッカーの秘密基地っぽくて
何か怖い感じがしてた。
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ
でも
中に入ってみたい興味があり
「今日いよいよあそこに突撃か!」
そう覚悟をしたのだった。
俺は
母親にあの円盤の中に何があるのか
不思議に思って聞いてみた。
フシギ(。´・ω・)
そうすると母親は
「お母さんが友達とコッソリ行ってる
内緒の場所だよ」
そう答えてた。
俺は
母親の友達と言えば
高校生時代から友達だったと言う
チカちゃんの事だと直感で解った。
つづく~