とうとう日本にも
完全無人店舗が入って来て
従業員不要の店が出来ました。
この無人店がある場所は
江東区豊洲にあるNTTの社内にある
「ウォークスルーストア」
という店舗です。
この店舗に入店するには
専用アプリをインストールし
クレジットカード情報を登録して
店内に入る準備が完了します。
そして
アプリに表示されるバーコードを
入口にある機械にタッチすると
品物を買い始める事が出来ます。
品物の買い方は
好きな物を手に取って
自分のカバンの中に入れて
そのまま店内から出て大丈夫です。
外に出て数秒後
領収書がスマホに転送され
自分が買った品物のと
合計金額が表示されます。
この店舗を作った会社は
「クラウドピック」と言う会社で
世界11か国に200店舗もあり
世界最大の無人店舗会社です。
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無人店舗で買い物ができる仕組みは
人の細かな動きを認識できる
高性能3Dカメラのお陰です。
人が商品棚から品物を取ると
リアルタイムに人の動きと商品を
カメラが細かく動作を認識します。
どの人がどの商品を持ってったのか
商品の数をカウントするのでなく
人の動き方でと商品の形で
理解してしまうのです。
この店舗の面積は
37㎡という小さな店舗ですが
商品が600点もあり
所狭しと敷き詰められてます。
この店舗の各所に
3Dカメラがたくさん設置されてて
店舗内の人の動きを最大30人まで
細かく認識する事が可能。
カメラから集めた情報の
売れ筋商品や年齢や購入時間等は
高性能コンピューターに蓄積され
店舗運営に役立てます。
更にこのカメラは
人の動き以外にも店の形や
商品や陳列場所や照明の位置や
行動パターンまで情報収集します。
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この無人店舗は
商品数や店舗の大きさや
認識対応人数が少ないですが
もっと大きな店舗でも大丈夫です。
お店を大きくしたら
その分カメラの台数を増やし
コンピューターの台数も増やし
力技で対応できます。
こんな膨大な情報処理を
可能にしたコンピューターは
NVIDIAと言うコンピューターです。
NVIDIAのコンピューターは
自動運転カーの心臓部にもなってて
とても優秀なコンピューターです。
自動運転カーでは
周りを歩く歩行者や車や障害物等
予測不可能な動きを常時検知して
未来の行動予測を可能にしてます。
他社も無人店舗を展開してますが
領収書の発行が数十分かかり
なかなか購入した金額が解らず
結構不安になるそうです。
しかしこの無人店舗の最大の強みは
領収書が数秒で発行できる事で
お客を一切不安にさせない所です。
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少子高齢化が進む日本では
地方の過疎化と労働人口不足が
深刻化しています。
しかも店への来客数も少なく
売り上げが厳しくなってきて
人件費を削減しないと
経営できなくなってきてます。
この様な状況から
無人で365日休まずお店を開ける
無人店舗の問い合わせが
かなり多く寄せられてるそうです。
でもまだ日本のデジタル文化は
外国と比べると遅れてて
やっとセルフレジが
導入し始めたばかりの状態です。
しかも商品の売れ行きの情報も
企業間で売買されてる
基礎的なデーターしか
所有してない企業が多いです。
この基礎データーを作ったのは
店舗ごとのポイントカードですが
これだと基礎データー以上解らず
人間1人1人の事まで解りません。
でも無人店舗の情報収集能力なら
個人個人の細かな情報をとれ
値下げシールを物陰に隠れて
待ってる事まで解っちゃいます。