3歳のとき西川口に住んでた事があり
ご近所さんに1浪してる大学受験生の
豊田さんと言う女性が住んでて
よく玩具を持って遊びに行ってた
俺は豊田さんの事をとよちゃんと呼び
とても優しかったから甘える事が出来
プラレールで一緒に遊んでくれたり
アニメの歌を歌ってくれたりした
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
しかしある日母親に「とよちゃんが
勉強に集中するためしばらくの間
行っちゃダメ」と言われてしまい
悲しくなって駄々をこねる
すると母親が「そんなに泣くなら
とよちゃんの家に行ってみれば」
そう言ったので俺は玩具を持って
いつもの様に家に行ってみた
そして家の前で「とよちゃん!」
そう叫ぶととよちゃんが出てきて
「ごめんねもうすぐ受験だから
今は遊べないの」と言われてしまった
仕方なく俺は残念な気持ちで帰り
その後また大泣きして気が付くと
寝てしまった様で布団の中にいて
遊べない事に少し諦めが付く
その後遊び相手がいなくなってしまい
1人で目の前の公園に行き遊ぶ事にし
砂場で山を作ってミニカーを走らせて
独り言を言いながら遊んでた
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少し時が経ちとよちゃんの受験が
やっと終わったと母親から聞かされ
俺はこれでまた遊んでくれると喜び
早速とよちゃんの家に行ってみた
*゚。+(n´v`n)+。゚* ワーィ♪
すると段ボールがたくさんあって
部屋の中の物がだいぶ少なくなり
なんとなくもうすぐいなくなる予感が
プンプン漂ってきてしまってた
なのでこの事をとよちゃんに聞くと
大学が受かったから大学に近い場所に
引っ越す事になって荷物をまとめてて
部屋がスッキリしてると説明される
この頃の俺は引っ越しの意味が解らず
「いなくなる事⁈」と聞いてみたら
とよちゃんは「そうだよ」と答えて
また寂しくなって大泣きしてしまった
そのご俺はとよちゃんに会いに行かず
ずっと1人で公園に行って遊んでて
砂場で山を作ったり団子を作ったり
砂場遊びのプロになっていった
そんなある日久しぶりに母親が
とよちゃんと買い物に行くというので
一緒についていく事になった俺は
とよちゃんにおんぶして貰う
そして母親がとよちゃんへ大学合格の
お祝いの物を買ってた様でこの時俺は
母親達の楽しそうな会話に入れず
ずっと一緒に歩いてるだけだった
ε-(・д・`;)フゥ…
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買い物の帰りに玩具屋に寄ってくれて
俺は早速サンプルのプラレールがある
電車売り場に行って遊び始めてしまい
その間とよちゃんが別行動をとった
そしてしばらく待つとなんと!
アニメ「タイムボカン」のロボットの
「テントウキ」をとよちゃんが買って
俺にてプレゼントしてくれた!
ヤッタ──ヽ(〃∀〃)ノ──!!
俺は凄く嬉しくなって超ご機嫌になり
更に屋上遊園地に行ってとよちゃんと
新幹線の子供用走行車に乗って遊び
とても楽しい1日を送れる
そのご俺は遊び疲れてとよちゃんに
おんぶしてもらいそのまま眠って
途中で一瞬目が覚めたとき母親が
とよちゃんにお礼を言うのが聞こえた
俺はその言葉を聞いてまた寝てしまい
夕飯が出来たから起こされて気付くと
いつのまにかとよちゃんがいなくて
猛烈に寂しくなってしまった
なので母親に「とよちゃんは?」
と尋ねると「とよちゃんもう引越して
いなくなっちゃったよ」と言われ
悲しさを通りこし呆然としてしまう
( ゚ q ゚ )ボーゼン
俺はとよちゃんにもう会えない事に
諦めるしかなくて1人で買ってくれた
テントウキを持って砂場に行き遊び
新たな楽しみを開拓した