この記事は仮想通貨の知識が全く無く、今までにNFTゲームを遊んだことが無く、何なのか全くわかっていない人が「Splinterlands」というNFTカードゲームを遊んだ感想をまとめた日記です。(定型文)
過去の日記は以下のリンクです。
仮想通貨の知識が小学生以下の人がNFTカードゲーム「Splinterlands」を遊んだ感想日記①
・「Splinterlands」とは何か?
・カードゲームとしての良い点・悪い点
上記について書いた記事です。スプランのゲームとしての面白さについて自分が感じたことを率直に書いていますので、良ければそちらもご覧ください。
今回は課金回りについて書いていきたいと思います。仮想通貨やNFTゲームについて初心者のため、仕組みについて完全に理解しているわけではありません。内容に誤りがある可能性が非常に高いと思いますが、あくまで初心者から見た内容だと思ってください。
ゲームをプレイするために「スペルブック」というものを購入する必要があります。こちらを購入しないとゲームをプレイ出来ませんので、完全な無課金で遊ぶことは出来ません。価格は10ドルのため、現在の価格だと約1,300円の課金は必要です。
「スペルブック」を購入することで計105枚の「初期カード」を手に入れることが出来ます。初期カードを売ることは出来ませんが、1枚だけで10ドルを超えるカードも初期カードに含まれており、10ドルを払う価値は十分にあると考えます。
初期カードを手に入れたらランクマッチに挑戦出来ます。ランクマッチは通常のDCGと同様で、対戦に勝つとレーティングが上がり、一定のレーティングに到達するとランクが上がります。(ノービス→ブロンズ→シルバー→ゴールド→・・・)
初期カードでも十分戦えるデッキは組めるので、ゲームのコツさえ掴めばレーティングはすぐに上がっていき、ブロンズⅢになれると思います。ブロンズⅢの次のランクはブロンズⅡなのですが、ブロンズⅡに昇格するためにはレーティングだけでなくコレクションパワー(CP)を一定の数値以上にする必要があります。
スプランにはカードごとに対戦とは関係ない「パワー」の数値が設定されており、カードのレアリティやレベル、フォイルの有無などによって数値が決まっています。レベル1のノーマルカードの場合は、基本的に以下の数値が目安となります。
【コモン:5 レア:20 エピック:100 レジェンド:500】
所持カードのパワーを合計したものがコレクションパワー(CP)となります。初期カードはCPに含まれないため、ランクマッチでランクを上げるためには初期カード以外のカードを手に入れてCPを上げなければなりません。つまり、課金をしてカード購入しなければならないというわけですね。
ここで無課金でゲームを遊び続けるか課金をするかどうかの分岐になると思います。まずは無課金のままで、どのようにゲームを遊べるかまとめようと思います。
・無課金ルート
スプランも他のDCGと同様にデイリークエストがあります。デイリークエストを達成することでカードやゲーム内通貨を手に入れることが出来ます。また、15日ごとにシーズン報酬を手に入れることも可能です。これらの報酬を得ることによって、無課金でも資産をコツコツ貯めてCPを上げることが出来ます。
ただし、ブロンズⅢの報酬は少なく設定されており、あるサイトによるとデイリー報酬とシーズン報酬を合わせると15日分の期待値は約0.78ドル(≒100円)になっているようです。一か月で200円と考えると資産が貯まるのに非常に時間がかかってしまいます。
・課金ルート(仮想通貨購入の壁)
無課金だと時間がかかりますが、課金をすることで全ては解決します。しかし、簡単にカードを買えるわけではなく、仮想通貨を購入出来ないとゲーム内通貨が購入出来ません。自分は以下の記事を参考にさせて頂きましたが、初心者がいきなり始めるには敷居が高すぎると思っています。
Splinterlands(スプラン)|DECをお得に購入する方法!BSC版
国内取引所で口座開設でもハードルが高いのに、海外取引所も口座開設するの?仮想通貨を送金?送金した仮想通貨を別の仮想通貨にする?メタマスクって何?えっ、しかもメタマスクに入れた仮想通貨をまた別の仮想通貨にするの?ガス代って何?
いやぁ~~~~仮想通貨初心者にとっては地獄の時間ですね。もう面倒で面倒で諦めてしまおうかと思ったのですが、記事の通りに操作することでこんな自分でも仮想通貨を購入して、スプランのゲーム内通貨(DEC)を手に入れることが出来ました。
※ ちなみにクレジットカードでゲーム内通貨も買えるらしいのですが、本人認証がされず購入出来ない事例が起きています。自分は何度やってもダメでした。
自分はNFTゲームを始める人にとって一番大きな障害は「仮想通貨購入の壁」だと思っています。ただNFTゲームをやるのであれば避けては通れない道ですし、そもそも仮想通貨を売買出来ないとNFTゲームをやる価値の大半が失われて勿体ないと自分は思っています。もしもNFTゲームで遊んでみたいのであれば、是非とも頑張って欲しいです。困ったら相談に乗れますので、Twitterなどで遠慮なく聞いてください。正直、全く答えられる自信は無いですが、初心者なりに頑張って答えます。
課金をしてゲーム内のマーケットでカードを購入するか、パックを購入することでCPを上げられるようになります(パックよりカード購入がオススメです)。CPが上がるとブロンズⅡ以降のランクに上がれるようになり、ランクが上がっていくとデイリー・シーズン報酬の内容も向上していきます。
日記①に書きましたが、「課金をするほど大きく稼げるけど、課金をしないと少ししか稼げない」と自分は考えています。毎日の報酬で稼ぎたいのであれば、それ相応の投資(カードを購入)してレートとCPを上げる必要があるということですね。
また、「課金するほどランクが上がって報酬も増える」という単純な話だけではなく、NFTゲームとしての課金のメリット、デメリットも書いていこうと思います。
・所有するカード(資産)の価格変動
多くの人は課金をしてカードを購入すると思いますが、DCGと違って購入したカードをまた売ることが可能です。そのため、購入したカードが購入時より高くなって売れる可能性もありますし、逆に値段が下がる可能性もあります。これはDCGというより現実のTCGの性質に近いと思います。
ただし、カードの金額はカードの需要と供給だけで決まるのではなく、仮想通貨の価格にも影響されているようなので複雑です(自分は全く理解出来ていません)。
・仮想通貨の価格変動
スプランで使用されている仮想通貨にDECとSPSがありますが、これらもカードと同様に価格が変動しています。スプランの人気が上がればDECやSPSの価値が上がるかもしれませんし、下がるかもしれません。単なる課金というわけではなく、投資になるという側面があります。
・所有している資産に応じて仮想通貨が貰える(エアドロップ)
課金をしていくとCP(コレクションパワー)やDEC(ゲーム内通貨)が増えていくと思いますが、所持しているゲーム内の資産に応じて、仮想通貨が貰える仕組みが「エアドロップ」です。スプランだとSPSという仮想通貨がエアドロップにより24時間に1回貰えます。(2022年7月まで?)
しかも手に入れたSPSをステーク(運営に預けて一定期間引き出せなくする)することで、さらにステークした金額に応じてSPSを追加で貰える仕組みもあります。ちなみに直接SPSを買ってステークすることも可能なようです。
なんで資産を持ってるほど仮想通貨が貰えるの?と思いますが、ユーザーがカードやDECを売って現金にしてばかりいると仮想通貨の価値が下がっていき、値下がりするとさらにユーザーが売って・・・の負の連鎖にならないように、ユーザーが資産を持ち続けるメリットがあるようにしているということにして自分は納得しています。
・結論
色々と書きましたが、初心者の自分なりで考えた結論は以下となります。
「課金した分だけランク報酬やエアドロップで収益を得られるようになる。ただし、課金して手に入れた資産は価値が変動するため、利益や損失を出すことがある。」
単純に考えれば「課金して稼ぐだけ稼いで最後はカード売れば良い」と思うのですが、カードはマーケットで売れるまでは現金化出来ないです。カードの価格が大暴落してる途中でカードを売ろうとしても、誰も買ってくれないと大損するかもしれないという部分は認識しておいた方が良いかもしれないです。ただスプランはアクティブユーザーが多く、カード売買が盛んに行われているため、カードを買っても売れないということは起きないのではないかと感じています。ここは課金する上で安心する要素ですね。
カードを購入することはリスクだと自分は考えていますが、逆にユーザーが急増することでカードが大暴騰して大儲けしたってこともありますので、ハイリスクハイリターンでしょうか。スプランや仮想通貨の将来を予想出来れば稼げるのではないかと思いますが・・・自分には無理ですね!
スプランを始めたばかりの初心者が最初に課金する場合は、
ということを強くオススメしたいです。実はスプランはカードをマーケットで購入するだけはなく、レンタルすることも可能です。レンタルでは購入するよりも格安でカードを使用することが出来るため、カードを購入する前に色々なカードを知ることが出来てオススメです。レンタルがどれくらい安いかというと・・・
・YODIN ZAKU(人気のレジェンドカード。めちゃくちゃ強いやつ。)
購入:$340
レンタル:$0.02/日
ええ・・・?レンタル安すぎません?バグってます?ってくらい格安で高額カードを使用することが出来ます!!!初期カードに合わせて自分が使いたいカードを10枚程度レンタルするだけで、このゲーム、めちゃくちゃ遊べますし楽しめます。もしかしたら1000円入れれば一生遊べるのではないでしょうか。
「カードはレンタルしないで自分で買った方が良い」という考えも理解出来ます。YODIN ZAKUは高額カードの例として挙げましたが、同じレジェンドでも3ドルなのに強いカードもあれば、レアのカードで0.05ドルなのに汎用性が高くて強いカードもあります。そういった安くて強いカードをオススメする記事もあり、コスパの良いカードを買って遊ぶのも自分は良いと思います。
そもそも、カードゲームの醍醐味は対戦だけでなくコレクションという部分も強いですし、パックを剥くときが人生で一番楽しいとまで言えるかもしれません。そうした「カード欲」というものを一度グッと堪えて、まずは色々なカードをレンタルで触ってみることを初心者には強くオススメしたいと思います!気に入ったカードがあれば、そのあとに買っても遅くは無いと思います。むしろレンタルすることでカード欲が強まるかもしれませんが、自分は責任を取れません。自己責任でお願いします。
スプランはPay to Winの要素があると書きましたが、良くも悪くもPay to Winを実感出来ると思います。レンタルしたカードで初期デッキをボコボコにしたくないですか?圧倒的なカードパワーで相手を蹂躙する。しかしレンタルなので格安という奇妙なPay to Winを体験出来ると思います。
もちろんゲームを理解していないと初期デッキにボコボコにされることもあります(されました)。また、レートを上げていくともっと強い人にボコボコにされると思います。そんな強い人も全カードを持っているわけではなく、自分なりの戦略で所持するカードを選んでいると思います(水属性を中心に揃えている、中立カードを揃えているなど)。
・安くて強いカードを買う(レベルを上げる)
・高いけど1枚持っておけば有利になれる強いカードを持っておく
・レンタル最強!一生レンタルして遊びます!
・カードの値段なんて気にしない!欲しいカードは全部買う!
このように、Pay to Winという要素は悪い面だけでなく、カード所有における戦略という部分に影響してくるのが面白さに繋がっているのではないかと思います。そして忘れてはいけないのは、一般的なゲームの課金と違い、NFTゲームなので課金したカードを売ったらお金が戻ってくるということですね。ここがPay to Winと言いながらも健全さがあるゲームなのではないかと自分は考えています。
課金とNFTゲームとしてのSplinterlandsについて今回は書きましたが、まだまだ書きたいことはあります!今回はレンタルをオススメする話をしましたが、レンタル価格がシーズン最終日に高騰するなんてこともあります。皆がシーズン報酬やランク上位の報酬を目指すので、カードの需要が上がるからですね。
日記と書いてるのにいつゲームを始めたかどうかすら書いていないですよね。そもそも名乗ってもいませんし、これは日記なのか?と指摘されたら謝るしかないです。自分のことは置いておいて、スプランについて最初に伝えたいことはある程度書けたと思うので、次回からはやっと日記っぽく書けるのではないかと思います!
ちなみに、自分がスプランを始めたのは2022年5月9日です。まだ10日しか経っていない初心者ですが、どうぞよろしくお願い致します!
「いいね」や「投げ銭」もありがとうございます!とても励みになりますし、こんな初心者の記事をここまで暖かく迎え入れて下さるのも、ALISのブロガー・読者、スプラン界隈、ひいてはNFTゲーム界隈の良さなのかもしれないと感じています。トップに載っていて本当に驚きました・・・。これからも日記を書いていくと思いますが、暖かい目で見守って下されば幸いです。
※追記 日記③書きました。よろしくお願いします。