ほぼ30年ぶりの再読。
いわゆるゲームソフトの攻略本なのだが、青土社は固より新紀元社のシリーズすら容易に手が出なかった中高生時代の自分にとって、神や悪魔に関する簡易辞典としても本書は得るところ大だった。
武器防具も神話伝承に基づくものが多く、特にケルト関連のものは大体これで憶えたように思う。
金子一馬の描く色彩豊かなイメージイラストに、神々や悪魔を使役し合体させる設定等、宗教に寛容な日本でしか開発できないであろう異端のゲームは、しかし未だに新作の出続ける人気タイトルでもある。
ちなみに肝腎のゲームは早々に投げた。