海外で出会った衝撃体験を綴っています。
縁あって、デリーの隣の州で開催されたF1レースを観に行ったときのことです。
F1の会場では、シャトルバスが運行していました。公共交通機関で来た人、駐車場が広くて遠いので、近くまで乗っけてもらおうな人、様々だったと思いますが、気になるのはやはり定員オーバー気味なところ。インドといえばオーバー気味の自動車、バイク、バス、列車。飛行機はさすがにないです。たぶん。この日も、シャトルバスが何台か走っていましたが、どれを見ても入り口がカオス。写真小さくてごめんなさい。レースが終わって皆帰るところで、白いシャトルバスの入り口に人がたむろしています。
もうこれ以上人が乗れないのに、出入り口枠に食い下がる人々。出発してもバスに手をかけたまま一緒に走る人々。バスの乗客は、もちろん押し返すようなことはしませんが、だからといって後ろへ詰めてスペースを開けるようなこともしません。みんな何をそんなに急いでいるのだろうか??ちょっと後ろから後発のバスがどんどん来てるのに。会場周辺は大混雑しているから、そう簡単には出られなさそうだし、別のバスに乗ったって大して変わらないのでは?そもそも食い下がってちゃバスが走れなくて結局遅くなっちゃうじゃん?とブツブツ言いながらふとバスの後方を見ると
みんな席に座ってスペーーース空けたげてよ!!!
意味わかんないわよ!
着いたら真っ先に降りたいってことかね??
インドのことソコソコ好きな私もこれはないわと思いました。私が通常目にする公共バスでは、そんな光景見たことないのでびっくりしました。そもそもここに来ている人たちは、少なくともF1のチケットが手に入るだけの経済力があるはずなのに、バスのマナーは全く関係ないのですね。いやむしろ、普段は公共バスには乗らない人たちだからこの行動なのかな…?なんというか、怒ったりがっかりしたというよりは、呆れて笑ってしまいました。だって想像してみてください。満員と思しきバス、入り口では乗り切らない人々が必死で手を伸ばしたり並走したり…満員なんだから諦めなよとよく見ると、後部座席がすっからかん。理解不能です。そういえば、上記写真のバスも、よく見ると尻がかなーり浮いている感じがする…
ところで私どもは関西ではない田舎出身の者です。関西ぽい妙なツッコミを度々使っていますが、漫画的表現上の心の声でございます。不快に思われた方がいらっしゃったらすみませんm(_ _)m