海外で出会った衝撃体験を綴っています。
インドでは、お盆と正月がいっぺんに来たような盛大な新年のお祭り「ディワリ」が行われます。毎年10月末~11月初めくらい。別名「光のフェスティバル」と呼ばれ、各家庭をはじめ街中が光のデコレーションでにぎわいます。家の中から建物の外まで、至る所にティーライトキャンドルが置かれます。神様に「うちはここですよ~」と教えるためだそうです。
光のお祭りだけあって、みんなで花火もします。キャンドルだらけなので、火をつけるのも簡単。今回はその花火のお話。
いろんな花火が打ち上げられたり遊ばれたりしている中、
ってくらい突如とんでもなく大きな爆音が。どうやら音を出すタイプの花火で、少し離れていても、耳元でクラッカーを100個くらい一度に鳴らされたくらいの衝撃波に襲われます。実際、少し大きめのクラッカーみたいな形で、地面に置いて火を点けるようになっていました。よく耳がキーンとする表現を見ますが、初めて体験しました。なんとなく鼓膜がムズムズしてこれはヤバい警報が伝わります。
この花火で遊んでいる人たちは数グループあって、皆大して距離をとらず(2メートルも離れていない)、連続でぼっこんぼっこん打ち上げまくっていました。 音に慣れてしまっているのでしょうか?私にはとても耐えられそうにありません。
すると、向こうで爆音花火をやっていた子供たちがかなーりこちらにやってきて、おもむろに例の花火をセット。
気のせい?いーえ、彼らは確実に我々を狙いに来てました。びっくりして耳をおさえていたら、だんだん距離を縮めて打ち上げるんですもの。これはウルサイと居場所を変えたら、さりげなく追いかけてくるし。インド人と違ってすごくびっくりしてたから、反応が面白かったのでしょう。衝撃というより、恐怖に近いものがありました。
ちなみに隣にいる人はインド人ではなく、ターバンを巻いてもらった夫です。