いまの職場を去る予定の10月末まであと2ヶ月あるのだが、忙しくなってくると荷物整理もままならず面倒になるだろうとおもい、比較的手隙だったきょうの午前中はたのしそうに(他人事ではない)紙をたばねたり、辞書や「記者ハンドブック」をかばんにしまったり、マグカップを袋に入れたりした。あしたはもう履いていないスリッパを捨てようとおもっている。
待って……辞書や「記者ハンドブック」はまだ使うのでは……
ともおもったのだが、振り返ってみても現職場ではほとんど使っていなかったのではないか。きのうももう1冊の辞書と「校正必携」を持ち帰った。校正者たるもの電子辞書も含むが辞書をめくる日々ではなかったか。現職場ではそれをしなくても9割型なにも起こらなかった。起こらなかったからこそ、もう持ち帰ってきた。自宅にあるほうが出番がある。辞書に申し訳ない気持ちになった。ごめんね。。。
そんなわけで整理をしていたら写真のらくがきが出てきた。仕事が暇なときに描いたものなのか、忙しいときに描いたものなのかは忘れているが、これを描いたのは2018年だということはなぜか覚えている。だからどうということはないのだけれど。
それにしてもこのレベルでもNFTアートとして売れるのであればばんばん描くのにな。え? あぁ、無理やろ。わかっている。などと、どこまでも根拠のない空想にふけり仕事はほとんどしなかった(いやしましたけど手が勝手に書くもので……)。
帰宅後、下腹部痛があったが1.6キロほどジョギングした。距離が短いとはいえ、なんにも運動してこなかった身だ。知らないあいだに疲れにくくなり、筋肉痛がなくなり、徐々にペースがあがっている。すごいことだとおもう。鍛えるのに年齢は関係ないし、走っているあいだは嫌なことを忘れられる。そして走った直後は爽快感にあふれ、とても気持ちよく、こころも明るくなっているような気がする。勘違いじゃなければよいのだけれど。
わたしは2022年のあいだにいまいる場所を去り、あたらしい扉を開く。いまからとてもわくわくしている。イラストのにゃんこはお腹が空いて大変そうだけれど、わたしはお腹が空いてもいつもわくわくするほうへ向かっていきたい。向かっていけるやろ。にんにん。