こんにちは! ALISアンバサダーをやらせていただいているRickyこと田中陸也(@RuuieTanaka)です。
「ALISのコミュニティってすごい」ってよく言われますが、何がすごいのか。普段コミュニティマーケティングを専門にしている僕的な視点で、コミュニティのタイプという切り口で考えてみました!
コミュニティのタイプは大別すると3つに分かれると思っていて、ほとんどのコミュニティが「ファンクラブ型」か「サロン型」です。
ファンクラブ型は、音楽アーティストのファンクラブがイメージに近くて、運営者に対する圧倒的な憧れで成り立っているコミュニティです。
この場合、運営者とコミュニティメンバー間では「1対n」のコミュニケーションしか生まれづらい形で、厳密にいうとコミュニティというよりかは閲覧者を限定したメディアといったイメージです。
サロン型は、運営者がコミュニティに対して「課題」を投げ入れて、その課題をメンバーが協力し合って運営を支えている形のコミュニティです。
企業やブランドがコミュニティを持つ場合には、基本的にこのタイプを目指す形になります。でもあまりうまくいってる事例は少なくて、僕的に一番うまくいってるのはキンコン西野さんの「西野サロン」です。
ここのうまさについては、以前ブログに書いたので興味があれば見てみてください!
(参考:レターポットに学ぶ!コミュニティを味方につけるマーケティング )
ホラクラシー型は、運営もコミュニティの一部という立ち位置で、運営がコミュニティをコントロールしているのではなく、メンバーが自発的に様々な動きを興すコミュニティの形です。
これは、明らかに先の2タイプとは違って、ユーザーが自走するという点で非常に難易度が高く、でも成立すると運営が想像もしないようなイノベーションが起きるタイプです。
みなさんご存知のように、ALISの周囲では様々な自走する動きがあります。例えば、
・Discordの非公式コミュニティ(ALISサポーターズ)
・#ALISAA のようなデザインコンテスト
・マミィさんが描くようなイラスト
・非公式の●●部
・ファンが主催するミートアップ
・ファン同士がディスカッションするボイスチャット
・きよすいさんラジオ
・ワインさんのALISグッズプラットフォーム
などなど
なぜALISはこのタイプが実現できたのか、もちろんICOを成功させたことにより、ユーザーがホルダーでもあるという特性はありますが、ここまで盛り上がっている背景には、大きく以下3つがあると思っています。
①チームへの信頼とビジョンへの共感づくり
②誰もが「遊びやすい」世界観づくり
③コミュニティの自走を促すコミュニケーション
これらの詳細については、少し長くなりそうなので第二回に流します!
<過去記事>
▼トークンエコノミーとは何かを3つの特徴から書いてみた
https://alis.to/Ricky/articles/2APOJWPOVvN7
▼トークンエコノミーとしての「レターポット」の先進性と課題
https://alis.to/Ricky/articles/2MqW0x0NEdjA